毎年9月は「がん征圧月間」です。
この機会に確認しておきたいのが、「健診」と「検診」の違いです。読み方は同じですが、目的は少し異なります。
健診と検診の違い
健診は、からだ全体の健康状態を確認するものです。
血圧や血糖値などの変化を確認し、生活習慣病のリスクや健康上の問題に早く気づくことにつなげます。
一方、検診は、特定の病気を見つけるために行うものです。がん検診や結核検診などがこれに当たります。
簡単にまとめると、
健診=からだ全体を広く見る
検診=特定の病気をねらって調べる
という違いです。
毎年、健康診断を受けていても注意
健康診断を毎年受けていても、必要ながん検診を受けたことにならない場合があります。
健康診断に一部のがん検診が含まれていることもありますが、すべてのがんを一度に調べる検査ではありません。
がん検診は、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんなど、対象となるがんの種類ごとに行われます。
勤務先や自治体から届いた案内、健康診断の結果票を見て、次の点を確認してみてください。
・がん検診が含まれているか
・どのがんを対象とした検査か
・対象年齢や受診間隔に当てはまるか
・要精密検査となった結果を放置していないか
症状がある場合は検診を待たない
健診やがん検診は、基本的に症状のない人が対象です。
気になる症状がある場合は、次の検診を待つのではなく、医療機関を受診してください。
「健康診断を受けたから大丈夫」と考えるのではなく、受けた検査の内容を確認することが大切です。
9月のがん征圧月間を、手元の案内や結果票を見直すきっかけにしてみませんか。
図で確認
以下のスライドに、ポイントをまとめました。
※2026年9月4日時点の公表情報に基づく一般的な説明です。個別の検診については、お住まいの自治体、勤務先、医療機関などへご確認ください。
出典
・日本対がん協会「がん征圧全国大会の開催」
・厚生労働省 e-ヘルスネット「健診と検診」
・厚生労働省「がん検診」
・国立がん研究センター がん情報サービス「がん検診について」