戻る縁と、戻らない縁があります

戻る縁と、戻らない縁があります

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占い
「この恋は、もう終わりですか」

ご相談の中で、最も多く受け取る問いです。

多くの方は、答えを聞くのが怖くて、それでも聞かずにいられない、という状態で書いてこられます。

先に、正直なところを申し上げます。
縁には、戻るものと、戻らないものがあります。
そして、戻らないほうがよい縁も、確かにあります。

今日は、その見分け方を書きます。

■縁を、糸の状態で見る

陰陽五行では、人と人のつながりを「気の通り道」として見ます。
分かりやすく言えば、二人のあいだに張られた一本の糸です。

止まっている縁は、たいてい次の三つのどれかです。

一、絡まっている
糸はつながっているのに、結び目ができて通らない状態。
誤解、言いそびれ、感情の行き違い。原因は小さなことが多い。

二、伸びきっている
糸は切れていないけれど、細く長くなり、張りを失っている状態。
時間と距離だけが理由で、どちらも悪くない場合に起きます。

三、切れている
糸そのものが断たれた状態。
本人が自分の意思で断った場合、外から結び直すことはできません。

見た目の「連絡が来ない」は同じでも、中身はまったく違います。

■三つの目安

どれに当たるかを、ご自分で確かめる方法を書きます。

一、最後のやり取りの「温度」
素っ気なくても返事があったのなら、絡まりです。
返事が一度も来ないまま何か月も経っているなら、伸びきりか、切れているほうを考えます。

二、相手の生活に、大きな変化があったか
転職、引越し、家族の事情。相手の暮らしが変わった時期と、連絡が減った時期が重なるなら、あなたが理由ではありません。
この場合は、伸びきりです。

三、あなたが「戻りたい」のか、「元に戻したい」のか
戻りたいのは、その人といる時間ですか。
それとも、あの頃の自分の安心ですか。

二つめだった場合、たとえ関係が戻っても、同じ苦しさが繰り返されます。
ここは、正直に見ておいてください。

■戻らないほうがよい縁について

これは書きにくいことですが、書きます。

相手といた時間の大半が、我慢だったのなら。
自分を小さく見せることで、続いていた関係だったのなら。

その縁が戻っても、あなたはまた同じことをします。
関係の形が同じなら、中で起きることも同じだからです。

私は、離れることを勧める立場ではありません。
決めるのはご本人です。

ただ、「戻したい」と願う対象が何なのかは、先に見ておいたほうがよい。
そこを曖昧にしたまま動くと、どちらに転んでも苦しくなります。

■今、できること

絡まっているなら、ほどく手順があります。
強く引かないこと。長い文章を送らないこと。相手が返しやすい一言から始めること。

伸びきっているなら、張り直すには時間が要ります。
急に距離を詰めず、相手の生活が落ち着く時期を待つ。

切れているなら、まず自分を整えることです。
新しい縁は、こちらの気が落ち着いてからでないと、うまく結べません。

いずれの場合も、共通していることが一つあります。
焦って動いた手は、たいてい裏目に出ます。

■見分けがつかない時

とはいえ、この三つを自分で見分けるのは難しいことです。

自分のことになると、人は希望のほうに寄って読みます。
素っ気ない返事を「まだ脈がある」と読み、忙しいだけの沈黙を「嫌われた」と読む。
どちらへ転ぶかは、その日の気分次第です。

相手の中で何が起きているのかについては、「連絡が来ない時、相手の中で起きていること」にも書きました。

どの状態なのかが分かれば、やることは決まります。
分からないまま待つ時間が、いちばん人を消耗させます。

玄征

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