色に白を混ぜると、明るく淡い色になりますよね。
このとき、単純に色が薄くなるだけではなく、色相まで少し変化したように見えることがあります。
この現象を「アブニー効果」といいます。
アブニー効果とは
アブニー効果とは、色光に白色光を加えて彩度を下げたとき、物理的には主波長が変わっていなくても、知覚する色相が変化する現象です。
つまり、
同じ色相のまま白っぽくしたはずなのに、違う色みを感じる
ということです。
たとえば赤系の色に白を加えて彩度を下げていくと、単に「薄い赤」になるだけではなく、色相が少し変化して見えることがあります。
なぜ色相が変わって見えるの?
私たちが感じる「色」は、光の物理的な性質だけで決まっているわけではありません。
彩度や明るさなどの変化によって、人間が知覚する色相も影響を受けます。
そのため、白色光を加えて彩度を変化させることで、色相そのものが変化したように感じることがあります。
Webデザインでも意識したいポイント
Webデザインで「この色をもう少し淡くしたい」と白に近づけたとき、
「なんだか元の色と印象が違う」
と感じることがあります。
数値上の色だけではなく、実際に目で見たときにどう感じるかを確認することも、配色では大切です。
まとめ
アブニー効果は、
色光に白色光を加えて彩度を下げると、知覚する色相が変化して見える現象
です。
「白を加えれば、ただ薄くなるだけ」とは限らないところが、人間の色覚のおもしろいところですね。