色彩検定2級では、色の見え方だけでなく、配色技法や照明、色彩心理、マンセル表色系など、幅広い知識が問われます。
今回は、以前の問題とは違うテーマを中心に全10問用意しました。
まずは答えを見ずに挑戦してみてください!
第1問|マンセル表色系
マンセル表色系で、色の「鮮やかさ」を表す属性はどれでしょう?
A. 色相
B. 明度
C. 彩度
D. 輝度
答え:C. 彩度
マンセル表色系では、色を**色相(Hue)・明度(Value)・彩度(Chroma)**の3属性で表します。
彩度が高いほど鮮やかに、低いほどくすんだ色になります。
第2問|色の対比
同じ灰色でも、黒い背景の上では明るく、白い背景の上では暗く見える現象を何というでしょう?
A. 色相対比
B. 明度対比
C. 彩度対比
D. 補色対比
答え:B. 明度対比
周囲の色の明るさによって、同じ色でも明るさが違って感じられる現象です。
Webデザインでも、文字と背景の組み合わせを考えるときに関係してきます。
第3問|照明
一般に、色温度が低い光はどのような色みに見えるでしょう?
A. 青みがかった光
B. 緑みがかった光
C. 黄〜赤みがかった光
D. 紫みがかった光
答え:C. 黄〜赤みがかった光
色温度はK(ケルビン)で表されます。
少しややこしいですが、
色温度が低い → 暖かみのある光
色温度が高い → 青白い光
と覚えておきましょう。
第4問|配色
色相環上で近い位置にある色を組み合わせる配色を何というでしょう?
A. 類似色相配色
B. 対照色相配色
C. 補色色相配色
D. 無彩色配色
答え:A. 類似色相配色
近い色相を組み合わせるため、まとまりのある穏やかな印象になりやすい配色です。
第5問|面積効果
同じ色でも、小さな色見本より大きな面積で見たときに起こりやすい変化として適切なのはどれでしょう?
A. 明るい色はより明るく、鮮やかに感じやすい
B. 必ず暗く見える
C. 必ず彩度が低く見える
D. 色相が補色に変化する
答え:A. 明るい色はより明るく、鮮やかに感じやすい
これを面積効果といいます。
壁紙や外壁などの色を小さなサンプルだけで決めると、実際に施工したとき「思ったより明るい!」と感じることがあります。
第6問|進出色・後退色
一般に、実際の位置よりも手前にあるように感じられやすい色はどれでしょう?
A. 青
B. 青紫
C. 赤
D. 青緑
答え:C. 赤
一般に暖色系は進出色、寒色系は後退色として知覚されやすい傾向があります。
第7問|視覚
暗い場所で主に働き、色の識別にはほとんど関与しない視細胞はどれでしょう?
A. 錐体
B. 桿体
C. 水晶体
D. 虹彩
答え:B. 桿体
錐体 → 明るい場所・色の識別
桿体 → 暗い場所・明暗の感覚
という違いがあります。
第8問|演色性
照明によって物体の色がどの程度自然に見えるかという性質を何というでしょう?
A. 明視性
B. 誘目性
C. 演色性
D. 恒常性
答え:C. 演色性
同じ洋服や料理でも、照明が変わると色の見え方が違うことがあります。
照明の下で物の色がどのように見えるかに関係するのが演色性です。
第9問|色彩心理
暖色と寒色を比較したとき、一般に暖色の方が感じやすいとされるのはどれでしょう?
A. 時間を短く感じる
B. 時間を長く感じる
C. 必ず空間を広く感じる
D. 必ず物体を軽く感じる
答え:B. 時間を長く感じる
色は時間感覚にも影響するとされ、一般に暖色系の環境では経過時間を長く感じやすく、寒色系では短く感じやすい傾向があります。
第10問|色の恒常性
照明の色が多少変化しても、物体本来の色をある程度同じ色として認識できる性質を何というでしょう?
A. 色順応
B. 色の恒常性
C. 残像
D. 同化
答え:B. 色の恒常性
例えば、白い紙は昼間の太陽光の下でも室内照明の下でも「白い紙」として認識できます。
実際に目に入る光が変化しても、私たちの視覚は物体の色をある程度一定に認識しようとします。
何問正解できましたか?
今回は色彩検定2級から、
マンセル表色系・色の対比・照明・配色・面積効果・進出色と後退色・視細胞・演色性・色彩心理・色の恒常性
について出題しました。
単語だけを暗記するよりも、
「なぜそう見えるのか」「身近なところではどんな例があるのか」
まで一緒に理解すると、記憶にも残りやすくなります。
色彩検定の勉強をしている方は、ぜひ何度か解き直してみてくださいね。