1月で還暦を迎えました。
新卒で入社した会社を、役職定年と定年後の仕事への閉塞感を機に57歳で退職したとき、60歳になった自分が「公的機関での仕事」と「業務委託」のダブルワークをしているなんて、想像もしていませんでした。
57歳の転職、そして59歳での再転職と紆余曲折を経て、現在にいたっています。収入は大きく下がりましたが、精神的な自由を得られ、後悔はありません。むしろ、今の状況をかなり楽しんでいます。
かつては「60歳を過ぎたら長期休暇を取って、北海道ツーリングへ!」なんて夢を見ていました。しかし振り返ってみると、57歳で退職したときも有給を消化せず即座に次の職場へ移り、現在も休日があれば、キャリアコンサルティングや社会保険労務士の勉強に充てる日々です。
「自分は休むよりも、何か動いている方が安心なのかな?」
そんな実感をうっすら抱いていたとき、1月にキャリアコンサルタントの研修で「人生すごろく金の糸※」のワークショップを受けて、すべてが繋がりました。
※「人生すごろく金の糸」は、JCDA(日本キャリア開発協会)が開発した自己
探索ツールです。小学校時代からの経験を「楽しく語る」「問いに答える」「考える」「書く」プロセスを通じて、自分らしさである『金の糸』を言語化していく、すごろくゲーム形式のワークショップです。
私の人生を貫く「金の糸」は、「常に変化し続けること」だったのです。
それが分かった瞬間、すべてが腑に落ちました。以前は落ち着かない自分を否定していましたが、「75歳を過ぎても働ける環境」を選んだとき、給料よりも「変化し続けられること」を優先した理由が、ようやく理解できました。この選択をした自分自身を、認められるようになったのです。
私はこのワークで救われました。もし、50代以降でセカンドキャリアを考えているけれど、自分を動かす原動力が何なのか分からない、何かモヤモヤしているという方がいらしたら、ぜひ一度「人生すごろく金の糸」で自分の金糸を見つけてみることをお勧めします。