【生命保険編|第9話】 必要保障額はこう考えます

【生命保険編|第9話】 必要保障額はこう考えます

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コラム
ここまで、
生命保険を「構造」で整理してきました。

今回は、

実際に
必要保障額をどう出すのか。

感覚ではなく、
シンプルな手順で整理します。

① 毎月の生活費を出します


まずは、

「もし自分がいなくなった場合、
家族はいくら必要か。」

現在の生活費ではありません。

自分の支出を差し引いた
“家族に残る生活費”です。

例)

・現在の生活費:月30万円
・自分の支出:月8万円

→ 必要生活費:月22万円

ここがスタートです。

② 公的保障を差し引きます


次に確認するのは、
遺族年金。

会社員か、自営業かで大きく変わります。

例えば、

・遺族年金:月10万円

であれば、

22万円 − 10万円 = 12万円

不足は「月12万円」。

生命保険は、
この不足分を埋めるための道具です。

③ それが何年続くかを考えます


ここが重要です。

不足が

・子どもが独立するまで
・配偶者が年金受給まで
・住宅ローンが終わるまで

期間によって必要額は変わります。

例)

月12万円 × 15年

= 約2,160万円

これが一つの目安です。

④ 団信の存在を確認します


住宅ローンがある場合、

団信があればローンは消えます。

つまり、

ローン分を二重に準備する必要はありません。

ここを見落とすと、
過剰保障になります。

⑤ 教育費は「期間」で考えます


教育費は
“総額”で考えがちですが、

実際には
“必要な期間”で考えます。

大学まであと何年か。

それによって
必要保障期間は変わります。

シンプルにまとめます


必要保障額は、

① 必要生活費
② 公的保障を差し引く
③ 期間をかける

これだけです。

難しい商品知識は不要です。

大切なのは


生命保険は、

「不安を大きくする商品」ではなく、

「不足を埋める商品」です。

多くするのは簡単です。

けれど、

構造で決めれば、
必要額は自然と見えてきます。

次回、

生命保険という商品そのものの
“役割”を整理します。

多いほど安心なのか。

それとも――

設計こそが安心なのか。

ここで生命保険編は完結します。

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