こんにちは。
主任ケアマネジャーの「あずき」です。
先日、ココナラでBCP作成のご依頼をいただき、
無事に納品することができました。
感染症BCPと自然災害BCP。
事業所の状況を確認しながら作成しているうちに、
「あ、そういえば会社のBCPも見直さなくちゃ」
と思い出しました。
ということで、職場のBCPを久しぶりに確認。
退職した職員さんの名前を削除して。
新しく入った職員さんの名前を追加して。
連絡先を確認して。
備蓄品も確認して。
うん。
書類は整ってきた。
……でも。
BCPって、本当にこれでいいんだろうか?
クラウドなのに、パソコンがないと入れない?
私たちの事業所では、利用者さんの大切な情報をクラウド上で管理しています。
連絡先。
サービスの利用状況。
医療情報。
支援に必要な情報。
クラウドなら、事業所のパソコンが使えなくても
別の端末からアクセスできる。
……と思いますよね。
ところが、ここで問題発生。
私たちが使っているシステムは、情報漏洩を防ぐために
**機器認証**が必要なんです。
つまり、登録されていないパソコンから
簡単にアクセスすることはできません。
もちろん、これは大切な利用者情報を守るための仕組み。
**情報セキュリティという意味では、とても重要です。**
でも、BCPの視点から考えてみると話が変わります。
大きな災害で事業所に入れなくなったら?
登録しているパソコンが壊れたら?
持ち出せなかったら?
クラウド上に情報は残っている。
なのに、そこへアクセスするための端末がない。
そこで私は真剣に考えました。
**じゃあ管理者の頭に、パソコンを固定しておけばいいんじゃないか。**
……いや、ダメだ🤣
重い。
危ない。
何より管理者が逃げにくい。
BCPどころではありません。
情報漏洩には強い。でもBCPでは?
もちろん、
「機器認証があるからダメ」
という話ではありません。
個人情報を扱う介護・福祉事業所にとって、
情報セキュリティはとても大切です。
一方でBCPでは、
**「普段の安全対策が、非常時にも機能するのか」**
という別の視点も必要になります。
情報をしっかり守ること。
そして災害時にも、必要な情報へアクセスできること。
この両方をどう成立させるのか。
BCPを見直してみて、初めて気づくことがありました。
書いてあることと、できることは違う
BCPを作っていると、こういうことが結構あります。
書類の上では、
「重要情報を確保する」
「安否確認を行う」
「必要な物資を確保する」
と書けます。
でも、
**誰が?**
**何を使って?**
**どこから?**
**本当にその方法でできる?**
ここまで考えてみると、急に現実的ではなくなることがあります。
だからBCPは、ひな形の空欄を埋めただけでは完成しないんですよね。
その事業所で、本当に動けるBCPを
先日ご依頼いただいたBCPを作成した時も、
事業所の状況を確認しながら一つずつ考えていきました。
職員体制はどうなっているのか。
どんな利用者さんを支援しているのか。
感染症が発生したらどうするのか。
停電や断水が起きたらどうするのか。
備蓄は何をどれくらい準備するのか。
同じ介護・福祉事業所でも、必要な対策は同じではありません。
私は長く介護の現場で働いているからこそ、
**「書類として正しいか」だけではなく、「現場で本当にできるか」**
を大切にしたいと思っています。
立派なBCPを棚に置いておくことが目的ではありません。
もしもの時に、
「そうだ、こうするんだった」
と職員さんが思い出せる。
そんなBCPの方が、ずっと役に立つと思うのです。
そしてもちろん、
**管理者の頭にパソコンを固定しなくても済む方法で🤣**
BCPについて「これで大丈夫?」と思ったら
・BCPを作らなければいけないけれど、
どこから手をつければいいか分からない
・ひな形を使って作ったけれど、この内容でいいのか不安
・感染症BCP、自然災害BCPを事業所に合わせて見直したい
・BCP研修や訓練をどうすればいいのか分からない
そんなお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。
介護・福祉の現場を知る立場から、一緒に「実際に使えるBCP」を考えます。