PHPの脆弱性のニュースを見たら、確かめたい3つ

PHPの脆弱性のニュースを見たら、確かめたい3つ

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IT・テクノロジー
福井でホームページを作っています。2026年10月21日、PHPに重大な脆弱性が2件あると公表されました。
ニュースを見て「うちのホームページは大丈夫?」と思った方もいると思います。何が起きたのかと、まず何を確かめればよいかを、作る側の目で書きます。

■ 先に結論

慌てて何かを触る前に、確かめるのはこの3つです。
・自分のサイトが、PHPで動いているか
・サーバー会社が、何とお知らせしているか
・使っているPHPの版が、いくつか
この3つで「急いで手を打つ必要があるか」が分かります。作業は、そのあとです。

■ 何が起きたのか

PHPは、たくさんのホームページを動かしている仕組みです。WordPressで作ったサイトも、PHPで動いています。
10月20日、PHPの公式サイトが「重大な直しを21日に出す」と予告しました。脆弱性は2件で、深刻さはどちらも10点中9.2という高さです。そして21日、直した版が公開されました。公式サイトのお知らせの題は「今すぐ更新を」でした。
外からの操作で、サイトの中でプログラムを動かされるおそれがある種類です。つまり、うまく突かれると、サイトを乗っ取られることがありえます。
同じ21日には、IPA(情報処理推進機構)も、使っているPHPを洗い出し、直しが出たらすぐ当てられるよう備えてほしいと呼びかけています。

■ 直った版と、直らない版

直った版は、8.5.12・8.4.27・8.3.36・8.2.35 です。
いっぽう、8.1より古い版には、PHPの公式の直しは出ません。古い版のまま使っているサイトは、サーバー会社などの独自の対応を待つか、新しい版に切り替えることになります。
もう一つ、覚えておきたい日付があります。8.2は、2026年12月31日で公式のサポートが終わります。今回は直しが出ましたが、年が明けると、次に何か見つかっても直しは出ません。

■ 1 自分のサイトが、PHPで動いているか

WordPressで作ったサイトなら、PHPで動いています。
作ってもらったサイトで、何で作ったのか分からないときは、作った会社に「WordPressで作っていますか」と聞くのがいちばん早いです。
Wix・ペライチ・STUDIOのような、ホームページを作るサービスで作ったサイトは、サーバーの管理をサービスの会社がしています。ご自分でPHPを切り替えることは、ふつうありません。

■ 2 サーバー会社が、何とお知らせしているか

レンタルサーバーを借りているなら、サーバー会社のお知らせのページや管理画面を見てください。
今回のような重大な件では、会社が自分で直しを当てていることもあります。ただ、「お客様にもこれをしてください」とお願いが書かれていることもあります。会社がしてくれる分と、自分がする分を分けて読むのが大事です。
お知らせは日々書き足されます。一度読んで終わりにせず、数日は見直してください。

■ 3 使っているPHPの版が、いくつか

サーバーの管理画面には、そのサイトが使っているPHPの版が出ています。
8.1より古い版なら、急いで手を打つ側です。公式の直しが出ないので、切り替えを考えます。8.2なら、今回の直しが当たっているかを確かめたうえで、年内に切り替える段取りを考えます。

■ 慌てて切り替えないで

ここで一つ、気をつけてほしいことがあります。
PHPを新しくすると、古いプラグインやテーマが新しい版に対応しておらず、画面が真っ白になったり、エラーが出たりすることがあります。慌てて切り替えると、お店のサイトが止まってしまいます。
切り替える前には、元に戻せるようにしておくこと、そして順番を決めて進めることが要ります。ここは、慣れた人に頼んだほうが安心な所です。

■ ニュースに便乗した連絡にも気をつけて

大きなニュースのあとは、「あなたのサイトが危ない」という連絡が届くことがあります。知らない相手から届いた連絡のリンクは押さず、パスワードも人に教えないでください。確かめるときは、ご自分でサーバー会社のページを開いてください。

■ 自分で確かめるのが難しいとき

ここまで読んで、「管理画面の場所が分からない」「作った人と連絡がつかない」という方もいると思います。
ココナラで、サイトのURLだけで外から調べて、急ぐかどうか・何をすればよいか・直す順番を1枚にまとめる出品をしています。ログインはせず、パスワードも伺いません。WordPressのサイトなら、直す作業もお受けしています。
困ったときは、まず3つのうち分かるところから確かめてみてください。
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