コメントで特典が届く。お客様から見た自動DM

コメントで特典が届く。お客様から見た自動DM

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ビジネス・マーケティング
福井でホームページを作っています。お店のInstagramで、コメントに決めた言葉を書いた人へ、自動でDMを送る仕組みを作っています。

この仕組みを使うと、コメントをくれた人に、メニュー表やクーポンのような「特典」を、その場でお渡しできます。お店の人がスマホを見ていない時間でも届きます。

仕組みを作る側は、つい設定の画面ばかり見てしまいます。でも、特典を受け取るのはコメントをくれるお客様です。先日、自分のInstagramで実際に特典を渡してみて、お客様の側から見ると4つの場面に分かれることが、はっきりしました。

記事の後半には、お店が渡せる特典の例と、そのまま使えるDMの文の見本を、業種ごとに6つ置きました。この記事の特典です。

■ 先に結論


コメントをくれた人が特典を受け取るまでに通るのは、次の4つの場面です。

・場面1 コメントを書く
・場面2 コメントに返事が付く
・場面3 DMが届く
・場面4 ボタンを押して、特典を開く

仕組みがちゃんと動いていても、どこか1つで止まると、お客様の手元には何も届きません。いちばん止まりやすいのは、場面3です。

■ 自分のInstagramでしたこと


10月22日、PHP(多くのホームページを動かしている仕組み)に重大な弱点が見つかったというニュースに合わせて、自分のInstagramに投稿しました。

投稿の1枚目と本文の最初に「この投稿のコメントに『PHP』とだけ書いてください。確かめシートをDMにお送りします」という案内を書きました。特典にしたのは、確かめることをまとめた1枚のPDFです。

投稿したあと、別のアカウントからコメントに「PHP」と書いて、試してもらいました。シートは届きました。この試しで、お客様の側の流れを1つずつ見られました。

■ 場面1 コメントを書く


最初の場面は、お客様がコメントを書くところです。ここで止まる理由は、ほとんどが「言葉が見えていない」です。

投稿の画像は、1枚目しか見られないことがよくあります。本文も、最初の2行ほどで「続きを読む」に隠れます。だから、言葉と届く特典は、1枚目の画像と本文の最初の両方に書きました。

言葉は短くしました。「PHP」とだけ書けばよい、と分かると、迷わずに書いてもらえます。長い言葉や、決まった書き方を求めると、書き間違いで動かないこともあります。

■ 場面2 コメントに返事が付く


コメントが入ると、そのコメントに「DMをお送りしました」という返事が付きます。お客様は、ここで「届いたんだ」と分かります。

この返事は、ほかの人にも見えます。コメントすると特典が届く投稿なのだと、あとから読んだ人にも伝わります。

返事の文は、3通り用意しました。全部が同じ文だと、続けて並んだときに機械が返していることが目立つからです。どの文も「DMでお送りしました」と分かる書き方にして、1つには、届かないときに見る場所も入れました。

■ 場面3 DMが届く(いちばん止まりやすい所)


ここが、いちばん止まりやすい場面です。

Instagramでは、フォローしていない相手からのDMは、いつもの受信箱ではなく「リクエスト」という所に入ることがあります。お客様がお店をフォローしていなければ、DMは届いていても、見つけてもらえないかもしれません。

そこで、「届かないときは、DMの『リクエスト』をご覧ください」という一文を、投稿の1枚目の画像と、コメントへの返事の1つに入れました。振り返ると1か所では足りないと思い、次の投稿では、返事の3通りすべてに入れました。1か所だけだと読み飛ばされるので、目に入る所にはなるべく置くのがよさそうです。

もう1つ、最初のDMの書き出しで、誰からのDMかが分かるようにしました。「コメントありがとうございます。YNHTです」と名乗ってから、特典の話をします。知らない相手からの急なDMに見えると、開いてもらえないからです。

■ 場面4 ボタンを押して、特典を開く


DMは2通に分け、どちらにもボタンを1つだけ付けました。1通目は「受け取る」のボタン、2通目に特典を開くボタンです。1通の中にボタンが2つ以上あると、どちらを押せばよいか迷います。

開いた先は、1枚のPDFにしました。スマホで開いて、そのまま保存しておける形です。開いた先が何ページも続くと、せっかく届いても読まれにくくなります。

■ お店が渡せる特典の例


特典といっても、新しく作らなくてかまいません。お店にもうあるメニュー表や料金表も、コメントした人にだけ届けると、受け取った人には「もらえた」物になります。

・飲食店 「メニュー」で、今月のメニュー表と予約のページ
・美容室 「空き」で、今週の空きが見られる予約のページ
・整体・エステ 「初回」で、初めての方の流れと料金
・教室・習いごと 「体験」で、体験の日程と申し込みのページ
・パン屋・菓子店 「取り置き」で、焼き上がりの時間と取り置きの頼み方
・宿・民泊 「アクセス」で、駅からの行き方と駐車場の地図

次の来店で使えるクーポンや、おうちでできるお手入れの手順のように、ここでしか受け取れない物を特典にするお店もあります。どれも、スマホで開いてそのまま使えるかを、一度ご自分のスマホで確かめておくと安心です。

■ この記事の特典:そのまま使えるDMの文


DMの文は4行で足ります。〇〇をお店の名前に替えれば、そのまま使えます。

【飲食店】
コメントありがとうございます。〇〇食堂です。
今月のメニュー表と、ご予約のページです。
(リンク)
席のご相談は、このままDMでどうぞ。

【美容室】
コメントありがとうございます。〇〇美容室です。
今週の空きと、ご予約のページはこちらです。
(リンク)
メニューのご相談は、このままDMでどうぞ。

【整体・エステ】
コメントありがとうございます。〇〇整体院です。
初めての方の流れと料金を、1枚にまとめました。
(リンク)
ご予約やご質問は、このままDMでどうぞ。

【教室・習いごと】
コメントありがとうございます。〇〇教室です。
体験レッスンの日程と、お申し込みのページです。
(リンク)
ご質問は、このままDMでどうぞ。

【パン屋・菓子店】
コメントありがとうございます。〇〇ベーカリーです。
焼き上がりの時間と、取り置きの頼み方です。
(リンク)
数のご相談は、このままDMでどうぞ。

【宿・民泊】
コメントありがとうございます。〇〇荘です。
駅からの行き方と、駐車場の地図です。
(リンク)
空室のお問い合わせは、このままDMでどうぞ。

どの文も、最初に誰からのDMかを名乗り、最後に「このままDMでどうぞ」と、人が返す道を残しています。

■ 自動のあとに、人が返す所を残す


4つの場面を通ったお客様から、DMで質問が来ることがあります。特典を読んで、もっと聞きたくなった人です。

ここは自動にしません。人が読んで、人が返します。決まった物を届けるのは自動、その先の相談は人、と分けておくと、自動にしても冷たい印象になりにくいと思います。

■ まとめ


・場面1 言葉と特典は、1枚目の画像と本文の最初の両方に。言葉は短く
・場面2 コメントへの返事は数通り。届かないときの見る場所も入れる
・場面3 「リクエスト」に入ることがある。目に入る所になるべく案内を置く
・場面4 1通にボタンは1つ。特典は、スマホで開いてすぐ使える形に
・特典は新しく作らなくてよい。お店にある物を、コメントした人にだけ届ける

仕組みを作るだけでなく、お客様の側で4つの場面を通して試してみると、止まる所が見つかります。設定の前に決めておくことは、前の記事にまとめました。

・「詳しくはDMで」を自動にする前に決める3つ

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お店のInstagramに、コメントの言葉で特典が自動で届く仕組みを作っています。パスワードは預かりません。試しのコメントで、4つの場面を一緒に確かめてからお渡しします。

・インスタのコメントで自動DMが届く仕組みを作ります

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