あなたはLINEで「黙れ」と言われたことがありますか?
「俺が分かるように説明しろ」
「俺の言う通りにできないの?」
深夜から続くLINEでの罵倒メッセージのやりとりは6時間を超え、
私は眠れないまま職場へ向かう。
そんな経験が、私には一度や二度ではありませんでした。
身体も心もボロボロ。思考は停止しているのに、
なぜか私はこう思っていたのです。
「彼の機嫌を取らなきゃ」
「私が我慢すればうまくいく」
「彼が私から離れてしまう…」
今なら、そんな彼とは関係を断ち切った方がいいとわかります。
でも当時の私は、それがどうしても出来ませんでした。
「心」と「行動」が一致しない。
「もうやめよう」と心で誓っても、行動に移せない。
そうして自分を犠牲にする付き合いを、何度も繰り返していました。
別れても、距離を取っても、また彼の元に戻ってしまう。
それは私が「恋愛依存」だったからです。
「恋愛依存」とは、よくSNSで見るような「沼らせたい・沼りたい」と
いった言葉遊びではありません。
自分の心を自分で操縦できず、傷つける相手のもとに自ら戻ってしまう――そんな支配と依存の関係なのです。
私は、その恋愛依存に数年にも渡り苦しみました。
正直に言うと「死ぬかと思った」のです。大袈裟ではなく、本当に。
心と行動が一致しない。離れたいのに離れられない。
誰にも理解されず孤立し、「この先どうやって生きていけばいいのだろう」と絶望していました。
変わりたいのに変われない。そんな自分との戦いでした。
でも、ここで私が伝えたいのは「彼が悪かった」「彼がクズだった」という話ではありません。
確かに私が選んだ人はクズ男でした。
でも、もし私が変わらなければ、またクズ男を引き寄せ、同じ苦しみを繰り返す。
これは断言できます。注目すべきは相手ではなく、あなた自身です。
もし今、あなたの恋愛がうまくいっていないとしたら―失礼かもしれませんが、それは彼ではなく、あなた自身の心の在り方に原因があるのかもしれません。
苦しい恋愛に悩んでいる人へ、私はこう伝えたいのです。
あなたは、もっと愛されていい。
もっと自由でいい。
我慢しなくていい。
もっと楽しんでいい。
依存に苦しんでいた当時の私も、心の奥で願っていました。
「もう誰からも大切なものを奪われたくない」
「もっと自由に、自然に愛されたい」
離れたいけど、愛されたい――そんな矛盾を抱えていてもいいんです。
大切なのは、「あなたの人生は、あなたが自分を信じるところから必ず変わる」ということ。
私は、恐る恐る自分を信じようと決めました。
もちろん自信なんてなかったし、気持ちは揺れ動いてばかりでした。
でも、心理学・脳神経の仕組みを学び、「恋愛依存は心の弱さではなく仕組みから来るもの」だと知ったとき、初めて抜け出せるかもしれないと思えたのです。
第1章 子どもの頃から続いていた「不安」
私は子どもの頃から、自己肯定感がとても低いまま育ちました。
二人兄弟の長女で、母はとても厳しい人。
母の期待を裏切らないように、習い事も勉強も進んでやる、まったく手のかからない女の子でした。
でも心のどこかではいつもこう思っていたんです。
「お母さんに嫌われたらどうしよう…」
私の行動の基準は「母に喜ばれるか」「母を失望させないか」。
だから「自分はどうしたいか」ではなく「母にどう思われるか」を優先し、行動をしてました。
今思えば、この感覚を、そのまま恋愛に持ち込んでしまったんです。
つまり「相手に嫌われたら生きていけない」という思い込みを抱えたまま、大人になってしまいました。
第2章 母との関係がそのまま恋愛に影響した
そんな私が10代で出会ったのは、表面的には優しいけれど、実は「モラハラ」も「性的虐待」もある彼
普通なら逃げ出すような相手なのに、私は離れられませんでした。
なぜなら、当時の私にとって恋愛は「愛されているかを確かめるテスト」だったからです。
母に嫌われないように必死で生きてきた私。
その延長で、今度は「彼に嫌われないように」必死だったのです。
「彼に必要とされている」という感覚が、私の存在価値そのものになっていました。
だから、どれだけ傷つけられても、「ここで見捨てられたら生きていけない」と思い込んでしまっていたんです。
後に心理学を学んで知りました。
私は恋愛を通じて、幼少期に満たされなかった「母に愛されたい」という思いを追体験していたのだと。
依存の根っこには、自己肯定感の低さがあります。
「私は私のままでいい」と思えなかったから、相手の承認にしがみつくしかなかったんです。
第3章 私、もしかして恋愛依存かも?
私は恋愛依存に関する本を片っ端から読みました。
恋愛依存症の人たちの体験談を読むと、自分のことのように胸が締め付けられ、思わず泣きながら読み進めました。
そのたびに、自分がどれだけ「愛されているか確かめること」に必死になっていたか、そしてそれがどれほど自分を苦しめていたかに気づかされました。
「愛情」と「依存」は違うということ
相手の問題を背負い込んでも、誰も救えないということ
自分の人生を生きる力は、自分の中にしかないということ
そこで私は決意しました。
「このままでは、自分の人生が彼や恋愛のためだけに消費されてしまう」と。
抜け出すためには、まず自分の心と行動を理解し、自己肯定感を取り戻すことが必要だと気づいたのです。
私が自己肯定感を取り戻していったプロセスは、特別なものではありません。誰にでもできる、小さな積み重ねです。
第4章 私自身を私の人生の主人公にする
依存から抜け出した今、私はこう思えます。
「誰かに愛されるから価値がある」のではなく、
「私が私を大切にするから価値がある」と。
彼がいるかいないかなんて、もう重要じゃない。
私は誰かの基準で生きることを卒業しました。
私は自分を「いい女」だと思っているし、実際モテます。
いいなと思う人とはお付き合いもする。
でも私を雑に扱う人は、秒でブロックです。
大切なことは自分が心から幸せだと感じることが出来る事。
あの頃の私へ、そして今のあなたへ
あの頃の私に伝えたい。
「あなたはすでに愛される価値がある」
「我慢や犠牲で愛をつなぎ止めなくても大丈夫」
そして今、同じように苦しんでいる誰かに伝えたい。
依存を抜け出し、自分自身を取り戻すことは必ずできます。
必要なのは、大きなことじゃなく、小さな一歩を踏み出すことだけ。
それだけで、人生は必ず変わり始めます。
「自分を信じる」 「自分を愛する」 その覚悟を決めましょう