自動化が「エラーも出さずに」止まったとき、最初の1分で見る場所

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「エラーは出ていないのに、いつの間にか動かなくなっていた」。自動化の故障でいちばん厄介なのがこの形です。エラーで止まったものは気づけますが、静かに止まったものは、誰かが「そういえば来ていない」と言うまで見つかりません。
最初に見るのは原因ではなく、実行履歴です。ここで3つに分かれます。
1.予定時刻の実行そのものが無い――そもそも起動していません。見るのはトリガーやスケジュールのオン・オフ、そしてPCやサービスがその時間に動いていたか。Google Apps Script なら左メニューの「トリガー」と「実行数」、Make ならシナリオのスケジュールのスイッチ、Windows のタスクスケジューラなら「最終実行時刻」と「次回の実行時刻」です。
2.実行はしているが失敗している――最初に赤くなった処理だけを見ます。後続のエラーは原因ではなく結果であることがほとんどです。多いのは認証の失効(担当者の交代、パスワードの変更、権限や同意の変更)と、上限の超過。前者は最初の一手で止まり、後者は「その日の途中までは動いていた」という形で出ます。
3.成功しているのに結果が出ていない――設定は生きていて、拾う対象がずれています。シート名やフォルダ名の変更、フィルタの条件、分岐の条件。「先月、名前を変えませんでしたか」が効く場面です。
やってはいけないことが一つあります。切り分けのつもりで手動実行しないでください。メール送信や書き込みを含む処理だと、確認のつもりが二重送信・二重登録になります。手を動かす前に、実行履歴だけで判断できないかを先に考えます。
もう一つ。誰かに見てもらうとき、画面をそのまま貼ると、トークンやURL、宛先のアドレスが一緒に写ります。貼るのはエラーの1行目とコードだけで足りることがほとんどです。消してから貼る、を先に決めておくと安全です。
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