「ES を AI に書かせたら、全部似たような文章になって落ちた」という話と、「AI を使い始めてから ES が通るようになった」という話。両方よく聞きますが、差は才能でもツールでもなく、工程にあります。
落ちる人の工程はこうです。設問を AI に貼って「書いて」と頼む。出てきた文章を少し直して提出する。これだと AI は材料を何も持っていないので、誰にでも当てはまる一般論を綺麗な日本語で出すしかありません。読み手には「AI っぽい」より先に「中身がない」が伝わります。
通る人の工程は逆です。書かせる前に、材料づくりを AI に手伝わせます。
1. 自己分析:AI に質問させて、自分の経験と軸を棚卸しする(自分で書くより、聞かれて答える方が圧倒的に出てくる)
2. ガクチカ:「なぜ?」を 3 回繰り返す深掘り対話で、平凡な経験の解像度を上げる
3. 志望動機:採用ページや説明会メモを貼って事実を整理させ、自分の軸との交点を作る
4. 文章化:ここまでの素材を渡して、初めて「400 字で」と頼む
5. 仕上げ:字数調整(指定の 85% 以上)、AI っぽい定型句の除去、面接で深掘りされた時の答えの在庫チェック
材料が濃ければ、文章化は一瞬です。逆に材料が薄いまま何回書き直させても、表現が変わるだけで中身は薄いままです。
■ 嘘や誇張に頼らないこと
もうひとつ大事なのは「盛らない」と最初に AI に宣言させることです。AI は気を利かせて実績を膨らませてくることがあり、盛った ES は面接の 2 問目で崩れます。結果の大きさではなく、過程の解像度で勝負する。これが一番再現性のある戦い方です。
■ 全工程の手順書にまとめました
この 1〜5 の工程を、コピペで使えるプロンプト 20 本の手順書(PDF)にしています。
→ AIで就活ESを下書きから仕上げまで作る手順書+プロンプト20本(¥1,500)
ガクチカ特化のミニ版(¥500)、志望動機特化のミニ版(¥500)もあります。工程を変えるだけで、同じ AI でも出てくるものが変わります。