導く側の人ほど、自分が「問われていない」という盲点

導く側の人ほど、自分が「問われていない」という盲点

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ビジネス・マーケティング
ビジネスがうまくいかないのはなぜ?
今日、ある方との個別相談を終えた。

コーチングを学んでいて、脳科学も、心理学も、マネジメントも深く理解している方だった。クライアントの思考の癖を見抜く力がある。言語化力もある。実績もある。

それなのに、ビジネスがうまく回っていない。

集客が安定しない。契約が続かない。売り上げが上がらない。

話を聴きながら、私はずっと一つのことを考えていた。

この人に足りないのは、やり方ではない。

久しぶりに問われると、「なぜ?」という衝撃が走る
相談の中で、私がいくつかの問いかけをした瞬間、その方の表情が止まった。

「なぜそれを聞くんだろう?」

その反応を見て、私は確信した。

久しぶりに問われると、人は衝撃を受ける。

それくらい、自分の現状を自分では把握できていない。

導く仕事をしている人は、常に「問う側」にいる。クライアントの現在地を見つけることが仕事だから。相手の目的地を描く手伝いをしているから。

気がつくと、自分自身は誰にも問われないまま、時間が過ぎていく。

問われなくなると、人は少しずつズレていく。自分では気づかないうちに。

私自身も、そうだった
正直に話します。

私もメンターから問いかけられた時、自分の本意とは全く違う角度からの問いに「なぜ?」と反応してしまったことが何度もある。

想定外だった。自分が思っていた方向とは全然違う場所を指されていた。

最初は「なぜこの問いなのか」が理解できなかった。

でも。

本質から捉え直すと、至極納得のいく問いかけだった。

ズレていたのは問いではなく、自分の現在地だった。

私が「ここにいる」と思っていた場所と、実際にいた場所が違った。だから問いの意味がわからなかった。

これは今思えば、当然のことだ。

自分の現在地がズレていれば、正しい問いも「的外れ」に聞こえる。地図を持っていても、自分がどこにいるかわからなければ、その地図は使えない。

集客できない本当の理由
多くの個人事業主が「集客がうまくいかない」と言う。

SNSを変えてみる。発信の頻度を上げてみる。広告を試してみる。セミナーに参加してみる。

でも変わらない。

それはやり方の問題ではないからだ。

自分がどこにいて、どこに向かっているのかが、霧の中になっている。

集客の前に、自分の現在地がある。目的地がある。そこへ向かうための戦略がある。

この順番がズレている限り、どんなやり方を試しても、根本は変わらない。

やり方を変えるたびに「なぜうまくいかないのか」という不安だけが積み重なっていく。

今日お会いした方がまさにそうだった。

能力は十分にある。コンテンツもある。伝えたい想いもある。でも、その全てが「戸建て規模の設計図」の上に乗っていた。

本当にやりたいことのスケールと、今の設計図のスケールが合っていなかった。

だから届かない。だから続かない。

「問われる場所」を持っているか
私が14年間、難病の夫の介護と4人の子育てを同時に抱えながら事業を続けてこられた理由がある。

それは「問われ続けてきたから」だと思っている。

感情に溺れる時間すらない極限状態の中で、常に「今何をすべきか」「なぜこれをするのか」を問い続けた。泣く時間があれば設計する。嘆く時間があれば動線を変える。

その習慣が、今の私をつくった。

でも同時に、メンターという存在がいなければ、私の問いは自分の見える範囲でしか立てられなかった。

自分では気づけない現在地のズレを、外から指摘してくれる人がいた。だから修正できた。だから進めた。

導く仕事をしている人こそ、問われ続ける場所が必要だ。

自分がクライアントに与えているものを、自分も受け取る必要がある。

それは弱さではない。設計士として当然の在り方だと、私は思っている。

あなたの現在地は、どこですか
読んでいて、何かが引っかかった方に聞きたい。

あなたは今、誰かに問われていますか?

自分の現在地を、本当に把握していますか?

目的地へのルートは、今の設計図で届きますか?

もし「わからない」と感じたなら、それがサインです。

私はビジネス構造診断という形で、個別にお話を聴いています。やり方の話ではなく、現在地と目的地を一緒に確認する時間です。

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