自分でオリパを運営しながら、他社16社の動きを毎時見る仕組みを作って回しています。残り口数の減り方から、どのくらいの速さで売れているかを出すものです。そこから見えた口数の話を書きます。
■ 売れ残るオリパは、だいたい口数が多い
同じ景品・同じ還元率でも、口数の設定だけで結果が変わります。私が見ている範囲では、完売しているオリパは口数がかなり控えめです。
理由は単純で、完売しないオリパは途中で回されなくなるからです。
残り口数が表示されるサイトでは、減っていないオリパは「人気がない」と読まれます。そこから先は誰も手を付けません。逆に減りが早いオリパには人が集まります。最初の数時間で勢いが付くかどうかで、その後がほぼ決まります。
つまり口数は「どれだけ売りたいか」ではなく、「何時間で売り切れるか」で決めるべき数字です。
■ 完売までの時間の目安
私が見ている範囲では、完売したオリパの完売までの時間は中央値で11時間前後でした。半日です。
ここから逆算します。
・半日で売り切れる口数に設定する
・売り切れたら、同じ企画の第2弾を出す
・1本を大きく作って何日も並べるより、小さく作って回転させたほうが、結果的に総売上が伸びる
「せっかく仕入れたのだから大きく作りたい」という気持ちは分かるのですが、大きく作って残るのがいちばん損です。残った口数は在庫のまま、しかも「売れていないオリパ」という表示が付いたままになります。
■ 単価と口数の組み合わせ
単価によって、動く口数が変わります。
・低単価(300〜700円):数を回す層が来ます。口数は多めでも動きますが、看板の一撃がないと最初の勢いが付きません
・中単価(1,000〜3,000円):いちばん層が厚い帯です。口数は絞って、確実に完売させたほうが次につながります
・高単価(5,000円〜):口数を絞らないとまず完売しません。ここは口数ではなく「何が当たるか」で決まります
同じ景品でも、単価を変えれば必要な口数は変わります。単価・口数・景品の3つはセットで決めるものです。
■ もう一つ、完売と同じくらい効くもの
カードが手元に届くまでの速さです。撤退した他社を見ていると、演出や還元率より先に、ここで評判を落としているところが目立ちます。
在庫を先に持っておくか、手配のあてを付けてから企画を出すか。どちらにしても、当たったのに待たされるのは、次に回してもらえなくなる一番の理由です。
■ まとめ
・口数は「売りたい数」ではなく「半日で売り切れる数」で決める
・完売させて第2弾を出すほうが、大きく作って残すより伸びる
・単価・口数・景品はセットで決める
・届くまでの速さは、還元率より効くことがある
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企画1本ぶんの設計(景品の選定・賞構成・排出テーブル・還元率と想定利益)をお試しで承っています。今の口数設定が適正かの確認だけでも可能です。
■ この記事の数字について
・完売までの時間:他社16サイトを毎時巡回し、残口の減り方から出しています。中央値11時間はここから
・撤退や炎上の事例:同じく16サイトを追いながら、何が起きたかを記録しています
いずれも、自分の店を運営するために毎日見ているものです。誰かの意見ではなく、実際に取っている数字から書いています。
売れ行きは日々動くので、上の数字は2026年8月時点のものとして読んでください。実際に口数を決めるときは、その時点の値で確認しています。