こんにちは。大藏(大蔵)陽平と申します。
システム開発の仕事を続けていると、「とりあえず動けば良い」
という考え方では、長く安定して運用できない場面を数多く見てきました。
特に事業が成長していく企業ほど、最初に作ったシステムの設計思想が
後々大きな差になって現れます。
私自身これまで要件定義から運用保守まで一貫して携わる中で
「長く使えるシステム」を作るために意識しているポイントがあります。
まず大切にしているのは、“拡張しやすさ”です。
開発当初は必要最低限の機能でも、運用が始まると
「この機能も追加したい」「別システムと連携したい」といった要望は
必ず出てきます。その際、最初の設計に余白がないと
小さな改修でも大きな工数が発生してしまいます。
そのため私は機能ごとの責務を分離し、将来的な変更に耐えられる構成を
意識しています。今だけを見るのではなく“半年後、一年後に困らない設計”を考えることが重要だと感じています。
次に意識しているのが、“運用する人への配慮”です。
システムは作って終わりではありません。
実際に利用する現場の方や、保守を担当する方がストレスなく扱えることも
非常に大切です。エラー時のログ設計や、管理画面の導線、操作性など
日々触れる部分ほど丁寧に設計するようにしています。
技術的に高度な構成でも、使う人が困ってしまっては意味がありません。
また長期運用では“障害時の復旧しやすさ”も重要です。
どれだけ品質を高めても、予期しないトラブルをゼロにはできません。
だからこそ問題発生時に原因を追いやすい構造や、迅速に対応できる仕組みを最初から考えておく必要があります。
システム開発は、単にコードを書く仕事ではなく
お客様の事業を支える基盤を作る仕事だと考えています。
今だけ便利なものではなく、数年後も安心して使い続けられること。
その視点を大切にしながら、これからも誠実に開発へ向き合っていきたいと
思います。