プロフィールは、自己紹介ではない

プロフィールは、自己紹介ではない

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ビジネス・マーケティング
経歴も、資格も、趣味も書いてある。
それなのに、なぜか人柄が伝わらないプロフィールがあります。
理由は、「自分を紹介すること」が目的になってしまっているからです。

保険営業・FP専門のプロフィールシートデザイナー、YUKIです。
保険営業を中心に、住宅営業や個人で活動されている方の、
「自分らしさや想いが伝わるプロフィールづくり」をお手伝いしています。


プロフィールシートを作ろうと思って、パソコンを開く。
真っ白な画面を前にして、
「さて、何を書けばいいのだろう?」
と手が止まる。

名前。
経歴。
趣味。
家族のこと。
資格や実績。

書けることはあるはずなのに、いざ自分のことになると、何から書けばいいのかわからない。

文章を打っては消して、他の人のプロフィールを検索して、気づけば1時間が経っていた。

そんな経験はありませんか?

実は、プロフィールシートを作るときに、最初に考えたいのは、
「何を書くか」ではありません。

もっと先に考えたいことがあります。
それは、
「このプロフィールを読んだ相手に、どんな気持ちになってほしいのか」
ということです。

プロフィールは、情報を並べるだけでは伝わりません

名前、生年月日、出身地、家族構成、趣味、経歴、資格。

一般的なプロフィールには、こうした項目が並びます。

もちろん、どれもその人を知るために必要な情報です。

ただ、項目をきれいに埋めただけで、お客様の心に残るプロフィールになるとは限りません。

なぜなら、営業で使うプロフィールには、
「自己紹介」とは別の役割があるからです。

それは、
「この人なら、少し話してみても大丈夫かもしれない」
と思ってもらうことです。

保険の相談をするお客様は、商品だけを見ているわけではありません。
「この人は信頼できるだろうか」
「きちんと話を聞いてくれるだろうか」
「無理に勧められないだろうか」
「大切なお金のことを相談しても大丈夫だろうか」

そんな小さな不安を抱えながら、目の前の担当者を見ています。

そのとき、資格や実績がたくさん並んでいることは、安心材料のひとつになります。
でも、それだけでは分からないこともあります。

・どのような思いで仕事をしているのか。
・どのようなお客様を大切にしたいのか。
・どのような経験をして、今の考え方になったのか。

人は、情報の量だけで相手を信頼するわけではありません。
その人の「考え方」や「価値観」が見えたとき、
少しずつ心の距離が縮まっていきます。

「趣味は家族旅行です」で終わらせない

たとえば、「趣味は家族旅行です」
と書いてあるプロフィールがあったとします。

これだけでも、人柄は少し伝わります。

ただ、もう一歩だけ深く掘ってみます。

・なぜ、家族旅行が好きなのか。
・旅行を通して、何を大切にしているのか。
・その経験は、今の仕事とどうつながっているのか。

たとえば、

「子どもが生まれてから、家族で一緒に過ごせる時間には限りがあると感じるようになりました。
だからこそ、将来に備えることだけではなく、今しかできない経験も大切にしたいと考えています」

と書かれていたら、受け取る印象は変わります。

家族との時間を大切にしている人なんだな。
お金を貯めることだけを考えている人ではないんだな。
人生全体を見ながら相談に乗ってくれそうだな。

そんなことが、短い文章から伝わります。

同じ「家族旅行」という趣味でも、
その背景にある思いまで言葉にすると、
その人にしか書けないプロフィールになります。

「特別な実績がない」は、弱みとは限りません


プロフィール制作のお話を伺っていると、
「人に話せるような実績がありません」
「特別な経歴がないので、書くことがありません」
と言われることがあります。

でも、お話を聞いていくと、本当に何もない人はほとんどいません。

・仕事で失敗した経験。
・子育てと仕事の両立に悩んだ時間。
・家族のお金について不安になった経験。
・お客様の役に立てず、悔しい思いをしたこと。
・遠回りしながら、ようやく見つけた自分なりの答え。

本人にとっては、
「わざわざプロフィールに書くことではない」
と思っている出来事かもしれません。

でも、同じような悩みを抱えているお客様からすると、その経験が、
「この人なら、私の気持ちを分かってくれるかもしれない」
と思える理由になることがあります。

完璧な人だけが、信頼されるわけではありません。

迷った経験があるから、寄り添えることがあります。

失敗した経験があるから、伝えられることがあります。

悩んだ経験があるから、同じ場所で立ち止まっている人の気持ちが分かります。

うまくいかなかった経験も、
「何を学び、今どう向き合っているのか」
まで言葉にできれば、その人にしかない価値になります。

プロフィールは「共通点」を見つけてもらうためにもあります


プロフィールシートを実際に活用された方から、
「家族の話から会話が広がりました」
「趣味が同じだったことをきっかけに、相談につながりました」
「自分の経験を知ってもらったことで、お客様から話してくれるようになりました」
というお声をいただくことがあります。

これも、プロフィールシートの大切な役割だと感じています。

プロフィールは、一方的に自分をアピールするためのものではありません。

相手が、
「私と似ているかもしれない」
「その気持ちは分かる」
「この人なら話しやすそう」
と感じられる接点をつくるものです。

自分をよく見せるために自己開示するのではありません。
相手が安心して話せるように、自分のことを先に少し伝えておく。
この視点に変わると、プロフィールに書く内容も変わってきます。

「何を書けば、自分がすごく見えるだろう」
ではなく、
「何を伝えれば、この方は安心して話せるだろう」
と考えられるようになるからです。

プロフィールシートは、すぐに売るためのものではありません


プロフィールシートは営業ツールです。
ただ、私は、
「商品を売り込むためのもの」
だとは考えていません。

むしろ、
「すぐに売ろうとしなくてもよくするためのツール」
だと思っています。

初対面で、いきなり商品の説明が始まる。

これは、お客様にとって緊張する時間ですよね。

一方で、先にその人の人柄や考え方を知ることができれば、
「どのような人なのか分からない」
という不安を少し減らすことができます。

プロフィールシートがあれば、
「なぜ、この仕事をしているのか」
「どのようなお客様の役に立ちたいのか」
「仕事をする上で、何を大切にしているのか」
ということも、自然に伝えられます。

その場ですぐに相談や契約につながらなくても構いません。

受け取ったプロフィールがお客様の手元に残り、
数か月後、数年後、
何か困ったことが起きたときに、
「あの人に聞いてみよう」
と思い出してもらえることがあります。

プロフィールシートは、
「未来の相談につながる種まき」
でもあります。

名刺だけで終わっていると、伝わらないことがあります


営業の現場では、毎日たくさんの人と出会います。
でも、名刺交換をしただけでは、
時間が経つほど、その人の印象は薄れていきます。

名前は覚えていても、
「どんな人だったかな」
となってしまうこともあります。

これは、営業する側に問題があるという話ではありません。
私たちは、常に多くの情報に囲まれているからです。
だからこそ、
「自分が何を大切にしている人なのか」
を言葉として残しておく意味があります。

・紹介営業が中心の方。
・お客様との関係を長く大切にしたい方。
・商品だけではなく、自分自身を知ってもらう必要がある方。

こうした仕事ほど、
「人柄や考え方を伝える準備」
をしているかどうかで、数年後の差が少しずつ広がっていきます。

怖がらせたいわけではありません。
ただ、
「いつか作ろう」
と思いながら何年も経っているのであれば、一度だけ立ち止まって考えてみてほしいのです。

今出会っているお客様に、
「自分がどんな思いで仕事をしている人なのか」
は、きちんと伝わっているでしょうか。

あなたのプロフィールは、誰のためにありますか?


プロフィールを作ろうとすると、
どうしても自分のことばかり考えてしまいます。

何を書こう。
どの写真を使おう。
どの資格を載せよう。
どの実績を見せよう。

でも、本当に考えたいのは、
「そのプロフィールを受け取る相手に、何を感じてほしいのか」
ということです。

親しみを感じてほしいのか。
安心してほしいのか。
共通点を見つけてほしいのか。
相談しても大丈夫だと思ってほしいのか。

ここが決まれば、必要な言葉は少しずつ見えてきます。

プロフィールは、自分の情報を並べるだけの自己紹介ではありません。


これまでの経験。
仕事に込めている思い。
大切にしている価値観。

そして、
「誰の役に立ちたいのか」
を伝えることで、まだよく知らない相手との間に、小さな信頼をつくるものです。

立派に見せなくても大丈夫です。
誰かよりすごく見せる必要もありません。

あなたが、
何を経験して、
何を感じて、
今、誰の役に立ちたいと思っているのか。

そこに、その人にしか書けないプロフィールがあります。

プロフィールは、
「私はこんな人です」
と伝えて終わるものではありません。

「あなたの話を、安心して聞かせてください」
と伝えるためのものでもあります。

もし今、
「自分の経験や思いを、どう言葉にしたらよいか分からない」
「経歴を並べるだけではなく、自分らしさが伝わるプロフィールを作りたい」
「営業感を強く出さずに、お客様との信頼のきっかけをつくりたい」
と感じている方は、プロフィールシート制作サービスの詳細をご覧ください。

あなたの中にすでにある経験や思いを、一緒に整理していきます。

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