経験には価値がある。  ──私が保険営業専門デザイナーになった理由

経験には価値がある。 ──私が保険営業専門デザイナーになった理由

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コラム

こんにちは。
保険営業専門プロフィールシートデザイナーのYUKIです。

私は現在、保険営業の方が歩んできた経験や想いを整理し、信頼につながるプロフィールシートを制作しています。

けれど、最初からこの仕事を目指していたわけではありません。

むしろ私は、保険営業の世界で思うような成果を出せず、自信をなくして辞めた一人です。

そんな私が、なぜ今、保険営業専門のデザイナーとして活動しているのか。

今日は、その理由をお話しします。


「私も子どもも、我慢ばかりの人生になる」


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私がお金について真剣に考えるようになったのは、妊娠がきっかけでした。

それまでは夫婦共働きで、働いたお金はお互いに好きなように使っていました。
けれど、子どもが生まれた後の未来を考え始めると、急に不安が押し寄せてきました。

・家を建てたい。
・子どもの教育費も準備したい。
・老後のお金も必要。
・家族で旅行にも行きたい。
・車も欲しい。

思い描く未来に、どれくらいのお金が必要なのか。

生涯年収を計算してみると、私が望んでいる暮らしには到底足りないように思えました。

そのとき、頭に浮かんだのが、

「私も子どもも、我慢ばかりの人生になる。」


という言葉でした。

世の中には、自分が望む暮らしを実現している人もいる。
その人たちと私のちがいは何なのだろう。

その疑問から、お金や投資、働き方について学び始めました。
夜、子どもが眠った後に勉強を続け、FP資格も取得しました。
我慢するしかないと諦めるのではなく、自分の力で未来を変えられるようになりたい。

それが、私の最初の一歩でした。

「私も誰かの役に立てるかもしれない。」


学びを続ける中で、一人の保険営業の方と出会いました。

その方は、ただ商品を勧めるのではなく、お客様の人生に寄り添い、心から喜ばれる仕事をしていました。

「保険営業には、こんな働き方もあるんだ。」
そう憧れていたある日、
「一緒に働かない?」
と声をかけていただきました。

その瞬間、胸が高鳴りました。
「私も、誰かの役に立てるかもしれない。」

不安はありました。
それでも、誰かの人生に関わり、力になれる人になりたい。
その思いで、私は保険営業の世界へ飛び込みました。

思い描いていた未来と現実のギャップ

ところが、現実は思い描いていたものとは違いました。
頑張っても、なかなか成果が出ない。
何が間違っているのか分からない。
改善しようとしても、どこから手をつければよいのか分からない。
売上も上がらず、期待にも応えられない日々が続きました。

そして、ある日、こんな言葉をかけられました。

「どうして失敗ばかりするの?」
「自分で考えて動けない人には向いていないよ。」

その言葉を聞いた私は、
「やっぱり私は、何をやってもダメなんだ。」
と、自分を責めるようになりました。

変わりたい。
もっと頑張りたい。
でも、何をどう変えたらよいのか分からない。

そんな状態で空回りを続け、私は保険営業の仕事を辞めました。

辞めた後も、しばらくは自分を許せませんでした。
せっかく声をかけてもらったのに、期待に応えられなかった。
人の役に立ちたくて始めたのに、何もできなかった。
情けなくて、自分のことが嫌いになりました。
今振り返れば、私自身にも未熟な部分はたくさんありました。

けれど同時に、当時の私は、自分の力をどのように生かせばよいのかを知らなかったのだと思います。

 私が見つけた、私の居場所


そんな私にも、保険営業をしている間、変わらず喜んでもらえていたことがありました。
それが、デザインでした。

私はもともと、印刷会社でデザインの仕事をしていました。
保険営業を始めた後も、名刺や販促物の制作を頼まれることがありました。

制作物をお渡しすると、
「ありがとう。」
「お願いしてよかった。」
と、喜んでいただける。

保険営業では自信を失っていた私が、デザインをしているときだけは、人の役に立てていると感じられました。

その後、保険営業向けのマーケティング講座で、プロフィールシートやレターを活用する方法に出会いました。

「これなら、私にもできるかもしれない。」

私はまず、3名限定でプロフィールシートの制作を始めました。

すると、

「自分では弱みだと思っていた経験が、強みに変わりました。」
「これで自信を持って営業できます。」
「想像していた以上のものができました。」
そんな言葉をいただくようになりました。

プロフィールシートを活用した方から、
「昨年の売上を半年で超えました。」
「このプロフィールシートをきっかけに仕事につながっています。」
というご報告をいただくことも増えました。

中には、MDRTを達成された方もいらっしゃいます。
そして、かつて手帳に書いていた、
「3か月待ちのデザイナーになる。」
という目標も、現実になりました。

けれど、本当にうれしかったのは、実績や数字だけではありませんでした。

 私が届けたかったのは、きれいなデザインではなかった

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あるお客様から、こんな言葉をいただきました。

「YUKIさんは、心の目で私を見てくれた。」

その言葉を聞いたとき、私ははじめて、自分がこの仕事で届けたいものに気づきました。

私が届けたいのは、ただ見栄えのよいデザインではありません。

その方が歩んできた人生に耳を傾け、
本人もまだ気づいていない想いや強みを見つけ、
「これが私らしさなんだ。」
と、自信を持って前を向けるきっかけをつくること。

そして、その想いや人柄がプロフィールシートを受け取った方にも伝わり、
「この人なら話してみたい。」
「この人なら安心して相談できそう。」
という信頼につながっていくこと。

私は、その流れをつくる仕事がしたかったのです。

保険営業として思うような成果を出せなかった経験。
自信を失い、自分を嫌いになった時間。
もともと続けてきたデザインの経験。

それらは、私の中で別々の出来事だと思っていました。
けれど、どれか一つでも欠けていたら、今の仕事にはたどり着いていません。

保険営業として苦しんだ経験があるからこそ、成果が出ない焦りも、自分の強みが分からない不安も分かります。

デザイナーとして人の想いを整理してきたからこそ、その方らしい価値を、相手に伝わる形に整えることができます。

失敗だと思っていた経験も、今では私がこの仕事をする理由になっています。

経験には価値がある。

現在までに、65名以上のプロフィールシート制作をお手伝いしてきました。
ありがたいことに、制作後には、
「プロフィールシートをきっかけに仕事につながりました。」
「お客様の反応がよく、渡すのが楽しみです。」
「プロフィールシートを読んで涙する人がいました。」
といったご報告をいただいています。

ただ、私は、プロフィールシートを作れば必ず売上が上がるとは考えていません。
売上をつくるのは、その方自身の日々の行動と積み重ねです。

私が担いたいのは、その一歩手前です。
その方が歩んできた経験や、大切にしている想いを整理し、
「この人なら話してみたい。」
「この人なら安心して任せられそう。」
と思ってもらえる、信頼のきっかけをつくること。

うまくいった経験だけに価値があるのではありません。
思うようにいかなかった経験も。
迷った時間も。
遠回りした日々も。
その人が何を感じ、何を大切にし、どのように歩いてきたのか。
そのすべてが、その人にしか語れない物語になります。

だから私は、信じています。

経験には価値がある。

自分にとっては当たり前に思える経験も、これから出会うお客様にとっては、安心して相談できる理由になるかもしれません。

うまく言葉にできなくても、大丈夫です。

自分には伝えられるような実績がないと思っていても、大丈夫です。

あなたがこれまで歩んできた道の中には、必ず、誰かの心を動かす言葉があります。

私は、その一つひとつに意味を見つけ、必要としている人に伝わる順番に整えます。

あなたの経験が、これから出会う誰かとの信頼のきっかけになる。

そのための一枚を、一緒に形にできたらうれしいです。

「自分の経験や想いを、どう言葉にしたらよいか分からない」
「売り込まずに、自分らしさや人柄が伝わるプロフィールを作りたい」

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