朝マックの席で考える、「量子論的」仕事論

朝マックの席で考える、「量子論的」仕事論

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コラム
営業で20年間、現場を這いずり回るように過ごしてきて、ふと思うことがある。
毎朝パソコンを開いて向き合う日々のタスクも、突き詰めれば「不確定な確率の雲」が目の前でふと形を変えて収束しているだけの現象なんじゃないかと。

世間を見渡せば、「これが正解のルートだ」と声を大にするビジネス書やマニュアルがあふれている。
けれど、実際に泥臭い現場の真ん中に立ってみれば、そんなきれいな筋書きが役に立たない場面なんて数え切れないほどあった。

結局のところ、目の上に広がる現実なんて、自分がどう「観測」するかでいくらでも変わる。
理不尽なことに直面して立ち止まるくらいなら、少し視点をずらしてアプローチを変えてみる。それだけで、世界の見え方は驚くほど変わっていくものだ。

ビジネスも人間関係も、すべては「重ね合わせ」の中にある
明日どう転ぶか分からない案件の行方。
気まぐれなアルゴリズムの波に揺られるSNSやネットの画面。
一筋縄ではいかない、個人ならではのビジネスの人間関係。

最初からカチッと決まった正解なんて、この世界のどこにも落ちていない。
さまざまな可能性がグラグラと揺らぎながら同時に漂っている。それが、私たちが生きているビジネスの現場のデフォルトなのだろう。

それを「もうダメだ」と投げ出すのか。
それとも「さて、どう転がしてやろうか」と面白がるのか。
その心持ちひとつで、目の前の現実はまったく違う顔を見せる。

不確実な世界を、泥臭くハックする
未来が不安定で予測不能だからこそ、面白いとも言える。
机上の空論を並べて頭でっかちになるよりも、自分が実際に動いたエネルギーと行動だけが、ぼんやりとした現実を確かなものへと変えていく。

朝マックの席に座り、コーヒーを片手にMacBookのキーボードを叩く。
この、どうしようもなく泥臭い日々の積み重ねこそが、不確実な世界を切り拓く唯一の手段だ。

波と粒のあいだで、今日も旗を上げる
予測不能なカオスの真ん中であっても、恐れることなく、しかし着実に自分の手足を動かしていく。

ハレの日も、ケの日も。
ままならないこの世界をどこか面白がりながら、今日も自分なりの答えを淡々と観測し続けるだけだ。
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