自分を信じることは、「迷わなくなること」ではありません

自分を信じることは、「迷わなくなること」ではありません

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コラム
「もっと自分を信じられるようになりたいです。」

そんな言葉を聞くことがあります。

自分を信じられるようになったら、

迷わなくなる。

人の意見に振り回されなくなる。

決めたことを後悔しなくなる。

いつでも自信を持って行動できる。

そんな自分になれるような気がすることもあるかもしれません。

でも、

本当にそうなのでしょうか。

自分を信じている人だって、

迷うことはあると思います。

決めたあとに、

「これでよかったのかな。」

と思うこともある。

誰かの言葉を聞いて、

心が揺れることもある。

怖くなって、

立ち止まる日もある。

誰かに、

「どう思う?」

と相談したくなることだってあります。

それは、

自分を信じていないからではないのかもしれません。

そもそも、

人生には、

すぐに答えが出ないことがたくさんあります。

どの仕事を選ぶのか。

この恋をどうするのか。

どこで暮らすのか。

新しいことを始めるのか。

何かを手放すのか。

どれだけ考えても、

未来のすべてを知ってから選ぶことはできません。

だから、

迷うのは自然なことなのだと思います。

もしかすると、

自分を信じるというのは、

「私は絶対に間違えない。」

と思えることではなく、

「もし迷っても、そのときまた自分の気持ちを聞いてみよう。」

と思えることなのかもしれません。

分からなくなったら、

一度立ち止まる。

一人では整理できなかったら、

誰かに話してみる。

選んだ道が違うと感じたら、

もう一度考える。

疲れていたら、

今日は決めない。

そして、

少し落ち着いたところで、

「私は本当はどうしたい?」

と、また自分に聞いてみる。

そんなふうに、

何度でも自分のところへ戻ってくる。

それも、

自分を信じることの一つなのだと思います。

誰かに相談することも、

自分を信じていないことにはなりません。

人の意見を聞いてもいい。

アドバイスをもらってもいい。

背中を押してもらう日があってもいい。

大切なのは、

誰かの答えをそのまま自分の答えにするのではなく、

聞いたあとに、

「私は、どう感じた?」

と自分にも聞いてあげることなのかもしれません。

自信がなくてもいい。

迷ってもいい。

怖くてもいい。

昨日と違うことを思ってもいい。

そのたびに、

自分の気持ちを置き去りにしない。

それを繰り返しているうちに、

「私は大丈夫。」

という自信よりも、

「何かあっても、私はまた自分と相談できる。」

という静かな安心が育っていくことがあります。

自分を信じるというのは、

迷わない自分になることではなく、

迷った自分まで見捨てないこと。

なのかもしれません。

🌿ポイント

・自分を信じていても、迷ったり不安になったりすることはあります。

・誰かに相談することと、自分を信じることは両立できます。

・迷ったときに何度でも自分の気持ちへ戻ってくることも、
自分を信じることの一つです。

鑑定でも、

「こちらが正解です」と人生の答えを決めるのではなく、

カードや持って生まれた性質、今の流れなどを一つのヒントにしながら、

「私はどう感じているのだろう。」

というご自身の声も大切にしています。

迷ったときに、

自分の気持ちへ戻るための時間。

鑑定も、そんな時間の一つであればいいなと思っています。
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