やりたいことが分からないときは、「やりたくないこと」から考えてもいい

やりたいことが分からないときは、「やりたくないこと」から考えてもいい

記事
コラム
「やりたいことが分かりません。」

仕事についてお話を伺っていると、そんなご相談をいただくことがあります。

「好きなことを仕事にしたい。」

「自分にしかできない仕事を見つけたい。」

「せっかくなら、やりがいのある仕事をしたい。」

そう思って探しているのに、

考えれば考えるほど、

「私って、何がしたいんだろう。」

と分からなくなってしまう。

そんなこともあるのかもしれません。

世の中には、

「やりたいことを見つけよう。」

「好きなことを仕事にしよう。」

という言葉がたくさんあります。

もちろん、それが見つかっている方にとっては、とても素敵なことです。

でも、

すべての人に最初から「これがやりたい」という答えがあるとは限りません。

そんなときは、

無理にやりたいことを探すより、

これは、もうやりたくないな。

というところから考えてみてもいいのだと思います。

例えば、

人間関係でいつも気を遣う職場は、もう疲れた。

毎日残業する働き方は続けたくない。

数字ばかりを追いかける仕事は苦しい。

一日中、人と話し続ける仕事はしんどい。

反対に、

誰とも話さず、一人きりで働き続けるのは寂しい。

そんな「やりたくない」の中には、

実は、

自分が大切にしたいものが隠れていることがあります

「残業ばかりは嫌。」

という気持ちの奥には、

自分の時間を大切にしたい気持ちがあるのかもしれません。

「人間関係に振り回されたくない。」

という思いの奥には、

安心できる環境で働きたいという願いがあるのかもしれません。

「数字ばかり追いかけたくない。」

という気持ちの奥には、

人とのつながりや、
仕事そのものの意味を大切にしたい気持ちがあることもあります。

そう考えると、

「やりたくない」は、

ただのわがままではないのかもしれません。

これまで経験してきたからこそ分かった、

自分からの小さなサインでもあります。

そして、

「やりたい仕事」がすぐに見つからなくても、

「こういう働き方なら、今より少し楽かもしれない。」

というところから選んでもいいのだと思います。

仕事は、職種だけで決まるものではありません。

働く時間。

一緒に働く人。

任される役割。

自分のペース。

収入や休日。

そうしたものも含めて、「働く」ということなのだと思います。

だから、

「私は何がしたいんだろう。」

という問いに疲れてしまったら、

少しだけ質問を変えてみる。

これからは、何を我慢し続けたくないだろう。

そこから考えてみると、

自分が本当に大切にしたかったものが、少しずつ見えてくることがあります。

やりたいことが分からないことは、

何もないということではありません。

まだ、

自分に合う形を探している途中なのかもしれません。

🌿ポイント

・最初から「やりたい仕事」が分からなくてもいいのかもしれません。

・「やりたくないこと」の中には、
自分が大切にしたい価値観が隠れていることがあります。

・職種だけではなく、
「どんな働き方なら無理なく続けられるか」という視点も大切です。

仕事について迷っているときは、

「何が向いているのか」だけではなく、

「どんな環境なら、その方らしく働けるのか」
という部分も大切だと思っています。

持って生まれた性質や働き方の癖、今の流れなども一緒に見ながら、
ご自身に合った方向を整理するお手伝いをしています。
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