「営業先を100件リストにしてください」
一見、分かりやすい依頼に見えます。
しかし、対象の地域や業種、必要な項目が決まっていないと、納品されたリストが実際の営業に使えないことがあります。
営業リスト作成を依頼するときに、最初に整理したい6項目を紹介します。
1.対象とする地域
全国なのか、都道府県単位なのか、市区町村まで指定するのかを決めます。
店舗や訪問先を探す場合は「名古屋市内」だけでなく、「緑区・南区」など営業できる範囲まで絞ると、使いやすいリストになります。
反対に、オンラインで全国対応できるサービスなら、地域を限定する必要がない場合もあります。
2.業種・事業内容
「会社」だけでは対象が広すぎます。
飲食店、EC事業者、介護事業所、製造業など、営業したい相手を具体的にします。
複数の業種を対象にする場合は、業種ごとに分けて納品するか、同じ一覧にまとめるかも確認します。
3.含める条件と除外する条件
対象に含める条件だけでなく、除外する条件も重要です。
たとえば、
- 個人事業主も含めるか
- 支店や営業所を別件として数えるか
- 閉業表示のある事業者を除外するか
- 同じ会社の別店舗を含めるか
などです。
ここが決まっていないと、依頼者と作業者で「1件」の数え方が変わります。
4.必要な項目
営業方法に合わせて、必要な項目を決めます。
一般的には次のような項目があります。
- 会社名・店舗名
- 所在地
- 電話番号
- 公式サイト
- 問い合わせページ
- 業種
- 情報を確認したURL
- 確認日
メールアドレスや担当者名は、公開されていない場合もあります。
見つからない項目を空欄にするのか、その事業者自体を除外するのかも、最初に決めておくとスムーズです。
5.情報源と確認時点
ウェブ上の情報は更新されます。
公式サイト、行政の公開情報、業界団体の一覧など、どの情報源を優先するかを確認します。
また、あとから見直せるように、出典URLと情報を確認した日を残しておく方法があります。
ただし、公開情報から作成したリストでも、その後の移転、閉業、連絡先変更まで保証できるわけではありません。実際に営業する前の最終確認は必要です。
6.重複と不明項目の扱い
同じ会社が複数のサイトに掲載されていたり、法人名と店舗名が異なったりすることがあります。
会社単位でまとめるのか、店舗単位で残すのかによって、重複の判断も変わります。
判断できないものは削除せず、「要確認」として残す方法もあります。
最初に5件だけ見本を作る
大量のリストを作成する前に、まず5件程度の見本を確認するのがおすすめです。
- 対象は合っているか
- 必要な項目がそろっているか
- 除外条件に問題がないか
- 納品形式が使いやすいか
ここで認識を合わせれば、作成後に全件やり直すリスクを減らせます。
相談文の例
[地域]にある[業種]の営業先候補を、[件数]件程度リスト化したいです。必要な項目は[会社名・住所・公式サイトなど]です。[個人事業主を含める/除外する]、同一法人の別店舗は[別件として数える/まとめる]予定です。出典URLと確認日も記載したいです。対応可能な範囲と、事前に決めるべき条件を教えてください。
内職サポート名古屋では、営業先候補のリスト作成や、Excel・スプレッドシートへの情報整理もご相談いただけます。
リストの作成は営業成果を保証するものではありません。また、公開されていない情報の取得や、利用目的に問題のある収集には対応できません。
まだ条件が固まっていない場合も、「誰に、どんな案内を届けたいか」から一緒に整理します。
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