「楽になりたい」と「繰り返したくない」
――私が考える根本療法と対症療法の違い
「施術を受けると楽になる。でも、しばらくすると同じ不調を繰り返す」
「今のつらさを何とかしたいけれど、なぜこうなったのかも知りたい」
そんな思いを抱えたことはありませんか?
つらいときに、まず症状を和らげたいと思うのは自然なことです。
そして、少し落ち着いたところで「そもそも、なぜこうなったのだろう?」と考えることも、これからの自分にとって大切だと思います。
今回は、私が考える「根本療法」と「対症療法」の違いについてお話しします。
「今のつらさ」と「そうなった背景」
対症療法とは、現れている症状を和らげるための方法です。
私の言葉で表すなら、**「今、困っていることへの処置を優先すること」**です。
一方、私がこの文章で「根本療法」と呼んでいるのは、
「なんでそうなったのか?」を掘り下げ、原因や背景を見直していくことです。
この二つでは、目を向けるところが違います。
目の前に、怒っている人がいたら
例えば、あなたの目の前に怒っている人がいるとします。
「まあまあ、落ち着いて」
「楽しいことでも考えよう」
「ほら、笑って」
そう声をかけて、その場を落ち着かせようとする。
これは、私の考える「今の状態への対処」をイメージした例です。
もう一つは、
「何があったの?」
「何がそんなに嫌だったの?」
「本当は、どうしてほしかったの?」
と聞いてみることです。
話すうちに、怒りの奥にあった悲しさや悔しさが言葉になるかもしれません。
実際に困っていることがわかれば、その問題に対応することもできます。
こちらが、私の考える「背景に目を向ける関わり方」です。
もちろん、人の感情と身体の症状は同じではありません。
ただ、表に出ているものへの対処と、それが生まれた背景を考えることの違いは、
想像しやすいのではないでしょうか。
症状だけでなく、その人の暮らしを見る
身体の不調について相談を受けるときも、私は「どこがつらいか」とともに、
「いつから、どんな状況でそうなったのか」を大切にしています。
食事、睡眠、仕事の負担、身体の使い方、人間関係、気持ちの変化。
原因を一つに決めつけず、これまでの経過や生活を一緒に振り返ります。
「忙しくなってから、休む時間がなくなっていた」
「嫌だと思っていても、ずっと引き受けていた」
「身体のことを、後回しにしていた」
そんなことに気づけば、これから見直すことも具体的になっていきます。
今の自分には、何が必要なのか
今は、つらさを和らげることが必要なのか。
繰り返している背景を、じっくり考える時期なのか。
その両方を進めていきたいのか。
私は、患者さん自身が違いや選択肢を知り、説明を受けながら、納得して選べることが大切だと思っています。
医療者や施術者に任せきりにするのではなく、
「私は、これからどうしたいのか?」
を、自分でも考えてみる。
根本療法も対症療法も、どの場面で、どう使うのか。その視点を持つことが、自分の身体との付き合い方につながると思います。
「なぜ繰り返すのか」を、一緒に考えてみませんか?
あかつき道整骨院では、手技による施術に加え、生活や気持ち、人間関係などについてお話を伺う相談も行っています。
私が大切にしている問いは、
「症状が楽になったら、何をしたいですか?」
ということです。
仕事に集中したい。
家族との時間を楽しみたい。
気になっていたことを始めたい。
その思いも含めて、お聞かせください。
「施術と相談、どちらを予約したらいいかわからない」という段階でも大丈夫です。
ご予約・お問い合わせは、あかつき道整骨院の公式LINEへ。
「繰り返す不調について相談したい」と、今お困りのことを添えてお送りください。
群馬県高崎市・あかつき道整骨院
院長 大森ゆーすけ