「癒してほしい」と思ったら、とことん落ち込んでみませんか?
疲れたら癒しが必要。
落ち込んだら、誰かに元気づけてもらう。
そんな言葉を、よく耳にします。
もちろん、疲れた身体を休めたり、誰かに話を聞いてもらったりして、ほっとすることはあります。
けれども、それだけで自分の苦しさは解決するのでしょうか。
少し元気になって、また同じことで苦しくなる。そうやって何度も「癒し」を求めている人もいるのではないでしょうか。
私は、人に癒してもらうことを必要とし続ける状態に、疑問を感じています。
「早く元気になろう」としなくていい
つらいときほど、私たちはその気持ちを早く消そうとします。
「落ち込んでいても仕方ない」
「いつまでも泣いていられない」
「気分を変えなければ」
そうやって自分を励まし、苦しい気持ちに蓋をする。でも、蓋をしただけでは、なぜ苦しかったのかは分からないままです。
だから私は、患者さんにこんな話をすることがあります。
落ち込んだら、とことん落ち込みましょう。
苦しいのであれば、とことん苦しみましょう。
泣きたければ、とことん泣きましょう。
早く立ち直ろうとしなくていい。まずは、自分の中にある気持ちを中途半端に押し戻さず、感じてみることです。
落ち込んだ先に、見えてくるものがある
「とことん落ち込む」と聞くと、暗い話に思えるかもしれません。
けれども、落ち込むことは、ただ沈んで終わることではありません。
「なぜ、あの言葉がこんなに悲しかったのか」
「なぜ、断れなかったのか」
「私は本当はどうしたかったのか」
自分の気持ちから逃げずにいると、苦しさの奥にあった思いや、繰り返してきた行動が見えてくることがあります。
中途半端に気持ちを持ち上げては、また同じところへ戻る。私が気になるのは、そうした繰り返しです。
一度しっかり落ち込んで、自分の気持ちを知る。そこから自分の足で上がっていく。
その過程にこそ、本来の「癒し」があると私は思っています。
癒しを人任せにしない
誰かに慰めてもらうことが悪いわけではありません。人に話すことで、自分の本音に気づくこともあります。
ただ、「あの人に癒してもらわないと私は大丈夫になれない」と思い続けるなら、
自分の気持ちや選択を相手に預けたままになってしまいます。
私は、そこから抜け出すことが大切だと思うのです。
自分は何に苦しんでいるのか。
本当はどうしたいのか。
これから何を選ぶのか。
その答えを、自分で見つけていく。
癒しとは、誰かに苦しみを取り去ってもらうことではなく、
自分の苦しさと向き合い、自分で立ち上がれるようになること。
私はそう考えています。
「何に苦しんでいるのか分からない」ときは
自分と向き合おうとしても、気持ちをうまく言葉にできないことがあります。
身体の不調が続いていて、何から考えればいいのか分からない方もいるでしょう。
あかつき道整骨院では、身体の状態を確認しながら、生活習慣や今抱えている悩みについてもお話を伺います。
私が答えを決めるのではなく、お話を通して、ご自身の中にある思いや選択を整理するための相談です。
「同じ苦しさを繰り返している」
「落ち込んでいる理由が分からない」
「身体の不調も含めて相談したい」
そんな方は、ご相談ください。