「嫉妬してはいけない」と抑えるほど苦しくなる
嫉妬心から自分の本音を知る
日々施術をしていると、身体の不調だけでなく、その人の心の中にある「嫉妬」に触れることがあります。
嫉妬というと、あまり良い感情ではないと思われがちです。
誰かを羨ましく思う。
自分より優れている人を妬む。
大切な人の心が自分以外に向くことを許せない。
そのような感情を持ったとき、
「嫉妬するなんて恥ずかしい」
「こんなことを思ってはいけない」
「自分は心の狭い人間だ」
と、嫉妬している自分を否定してしまう人も少なくありません。
しかし、嫉妬心は本当に悪いものなのでしょうか。
私にも嫉妬心はあります。
私が敬意を持っている人や、自分にはない能力を持っている人に対して、「羨ましい」と思うことがあります。
自分にしかできないことがあると思う一方で、それ以外のことについては、自分を「ポンコツだ」と感じることもあります。
だからこそ、自分より優れたものを持っている人に嫉妬するのだと思います。
ただし、私にとって嫉妬とは、相手を恨んだり、引きずり下ろしたりするためだけの感情ではありません。
「その人の何が羨ましいのか」
「自分には何が足りないと感じているのか」
「その優れた部分を、自分にどう取り込めるのか」
そう考えるためのきっかけでもあります。
嫉妬の奥には自分の本音が隠れている
嫉妬している相手をよく見てみると、そこには自分が本当は欲しかったものが表れていることがあります。
能力、評価、収入、容姿、人間関係、自由な生き方、家族からの愛情。
自分が手に入れられなかったものを相手が持っているとき、羨ましさが妬みや怒りに変わることがあります。
反対に、自分の大切な人が誰かに心を向けたときには、「取られたくない」という独占欲が嫉妬として表れることもあります。
嫉妬とは、人が持っている本能的な独占欲や、自分の価値を守ろうとする気持ちから生まれる感情なのかもしれません。
問題なのは、嫉妬すること自体ではありません。
嫉妬していることを認められず、その感情を相手への攻撃や陰口、批判、過度な監視に変えてしまうことです。
感染症騒動の際に見られた「マスク警察」や「自粛警察」と呼ばれる行動についても、
私は単なる正義感だけではなく、自由に行動する人への嫉妬や不満が含まれていた場合もあるのではないかと思っています。
人は自分の中にある感情を認めたくないとき、それを相手の問題に置き換えてしまうことがあります。
「嫉妬してはいけない」では解決しない
嫉妬をなくそうとしたり、きれいな感情に置き換えようとしたりしても、その感情は簡単には消えません。
まず必要なのは、
「私はこの人に嫉妬している」
「私はこの人が羨ましい」
「自分も本当はそうなりたかった」
と認めることではないでしょうか。
それは、自分の未熟さや現在地を受け入れることでもあります。
「自分はその程度の人間なのだ」と現実を受け入れることは、決して自分を卑下することではありません。
今の自分を正しく知ることです。
嫉妬を認められれば、相手を攻撃する必要がなくなります。
そして、その人の何に嫉妬しているのかを考えることで、自分が本当に望んでいるものや、これから向き合うべき課題が見えてきます。
嫉妬は、自分の本音を教えてくれる
あなたにとって、嫉妬とは何でしょうか。
嫉妬する自分を隠していませんか。
誰かへの批判や怒りの奥に、羨ましさはありませんか。
大切な人を失いたくない気持ちが、束縛や攻撃になっていませんか。
嫉妬は、誰にでも起こり得る感情です。
大切なのは、嫉妬しない人になろうとすることではありません。
嫉妬している自分を認め、その感情が何を教えようとしているのかを考えることです。
自分一人では感情を整理できない方へ
嫉妬や怒り、執着、対人関係の苦しさは、頭で考えるだけでは原因が分からないことがあります。
同じ人に何度も嫉妬してしまう。
家族やパートナーを束縛してしまう。
他人の成功を見ると苦しくなる。
人を批判せずにはいられない。
自分の感情を抑えることで身体にも不調が出ている。
そのような場合は、今起きている出来事だけでなく、
これまでの人間関係や家族との関係、自分の中にある価値観まで振り返る必要があります。
あかつき道整骨院では、身体の状態を確認するだけでなく、カウンセリングや精神構造分析を通して、
感情が生まれる背景も一緒に整理しています。
「こんなことを話してもいいのだろうか」と思うような内容でも構いません。
嫉妬している自分を責める前に、その感情が何を意味しているのかを考えてみませんか。
群馬県高崎市での対面相談のほか、オンライン相談にも対応しています。
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