パブリックスピーキング・ヒント❸例証(例え/経験談)の使い方
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ビジネス・マーケティング
研修やワークショップで伝える内容は必ずしも目新しいものではありません。
聴衆が実践できるようになるまで大切なポイントを繰り返し伝えることもあります。
「得るものが何もない」とオーディエンスが感じないようにするのに有効なのが例証です。
例えば、「チームメンバーと普段から何気ない会話を通してラポート(心の架け橋)を築いておく大切さ」を強調する文脈で、それがいかに大切かを言葉だけで説明しても心に訴えないでしょう。
代わりに、ラポートを築かなかった失敗談やラポートを築いた成功例を紹介すると、「ほんとそうだな」という実感が生まれます。
大切な点を思い起こせたという有難みが生まれ、学びの価値が増します。
また、少し抽象的なポイントが「うまく伝わるかな」と不安な時は、シンプルな例えを必ず準備しましょう。
「○○を強調するのにぴったりな例えを考えて」と生成AIに尋ねれば瞬殺です。
「ラポートは橋づくりのよう。チームメンバーは川の両岸に立っているよう。何気ない会話は川に一本一本板を渡す作業。板が増えるほど橋が強くなり必要なときに素早く渡れる。橋がなければ、ここぞという時に声が届かず、協力も難しい」といった具合です。