別れた後の本当の心理
「私を振ったんだから、もう私のこと何とも思っていないよね。」
そう考えてしまいますよね。
しかし脳科学や心理学の視点から見ると、振った側も心の中ではさまざまな変化が起こっています。
もちろん全員に当てはまるわけではありませんが、多くの人間に共通する心理です。
今回はその仕組みをわかりやすく解説します。
①解放感(心理的解放)
別れを切り出した直後は、多くの方が「肩の荷がおりた。」と感じます。
心理学では、人は大きな決断をした後ストレスが一時的に軽減されます。
・もう悩まなくて済む。
・やっと楽になった。
そんな解放感を感じることがあります。
これは「もう好きではない。」というのではなく、決断によって緊張状態から解放された状態です。
②認知的不協和(自分の選択を正当化する)
心理学には「認知的不協和理論」があります。
人は自分が選択した決断を「正しかった」と思いたくなる生き物です。
そのため振った後は
・あの人と合わなかった
・別れて良かった
・これが正解だった
と自分に言い聞かせます。
これは相手が嫌いだからではなく、自分の心を守るための防衛反応なのです。
③ドーパミンで新しい刺激を求める
別れた直後は、新しいことへ意欲が向きやすくなります。
脳内では
・趣味
・仕事
・友人
・新しい出会い
などへ意識が向くことがあります。
これはあなたを忘れるため脳が自然と行う回復行動でもあります。
④喪失感が始まる
人間の脳は「当たり前」だったものを失うと、大きな違和感を覚えます。
・毎日連絡を取っていた人
・当たり前に隣にいた人
「今頃どうしているのだろう。」と考え始めます。
これは「損失回避」という心理関係が関係しています。
人は「得る喜び」よりも「失う痛み」の方を強く感じる傾向があるのです。
⑤思い出は美化される
時間が経つにつれ脳は嫌だった出来事よりも、楽しかった記憶を残しやすい特徴があります。そのため
「あの時は楽しかったな。」
「いい人だったな。」
と思い始めます。
これを「ローズカラー・レトロスペクション(思い出の美化)」と呼びます。
もちろん全ての人に起こるわけではありませんが、お付き合いが楽しくできていた人こそ経験する自然な記憶の偏りです。
⑥あなたが追いかけなくなると心理が変わる
人は手に入りそうで入らないものに価値を感じます。
でももし別れた後も、何度も連絡したり気持ちを伝え続けたりして追い続けると、お相手は「まだ自分を好きでいてくれる」と安心してしまうことがあります。
一方であなたが自分の人生を楽しみ始めると
・本当に離れてしまったんだな。
・もう戻れないかも
という心理は生まれます。
これは心理学でいう「希少性の原理」や「心理的リアクタンス」とも関係しています。
⑦ミラーニューロンが「幸せそうなあなた」を映し出す
脳にはミラーニューロンという仕組みがあります。
人は他人の感情や表情に影響を受けやすく、あなたが毎日楽しそうに過ごし笑顔で充実した生活を送っている姿を見ると、お相手の脳にもその感情が映し出されます。そして
「なんか気になる。」
「前より魅力を感じる」
とお相手の中で変化が起こります。
大切なのは「追うこと」ではなく「自分を輝かせること」
復縁を望む方こそ、お相手の気持ちばかり気になってしまいます。
ですが脳科学や心理学では、自分自身を満たし自信を取り戻すことが結果的に魅力を高めることに繋がると考えられています。
あなたの笑顔や前向きな変化は、お相手だけではなく新しいご縁にもいい影響を与えるでしょう。
その頃にはもうあなたの方が吹っ切れているかもしれませんね。
まとめ
別れた直後のお相手の気持ちは、時間と共に変化していきます。
だからこそ一番大切なのは焦らないこと。
そしてお相手の心理ばかりを追い続けるのではなく、自分自身を大切にしながら毎日を充実させることです。
それが結果として復縁を目指す場合でも、新しい幸せへ進む場合でも、最も良い未来に繋がる可能性を高めてくれるでしょう。
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