収納を作り込むほど後悔する? 子育て世代が知っておきたい「変化に強い家づくり」

収納を作り込むほど後悔する? 子育て世代が知っておきたい「変化に強い家づくり」

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家づくりの相談をしていると、こんなご要望をよくいただきます。

「収納はとにかくたくさん欲しいです」
「子ども専用の収納スペースをしっかり作りたいです」

もちろん、収納量は大切です。

でも、リフォーム会社&建築事務所で20年以上住まいづくりに携わってきた私が、それ以上に大切だと感じていることがあります。

それは、"変化に対応できる収納にすること" です。
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子どもの成長とともに、必要なものはガラッと変わる

子どもは、驚くほど速いスピードで成長します。

・赤ちゃんの頃:おむつ、おしりふき、ベビーカー、おもちゃ
・幼稚園・保育園:通園バッグ、着替え、工作作品
・小学生:ランドセル、教科書、習い事の道具
・中学・高校生:部活用品、趣味のアイテム、自分専用の持ち物

必要なものは、たった数年で別物になります。

ところが家づくりのタイミングでは、どうしても「今」の暮らしを基準に考えてしまいがちです。

その結果、数年後には使いづらくなってしまう収納が生まれてしまうことがあります。


「作り込みすぎた収納」が後悔を生む

例えば、
「おもちゃ収納専用スペース」をしっかり設けたとします。

幼児期にはとても便利。
でも小学校に上がる頃には、おもちゃの量が自然と減り、そのスペースが持て余されてしまうことがあります。

あるいは、
小学校入学に合わせてランドセル置き場を作り込んだのに、数年後には部活の大きなバッグが入りきらなくて困った、というケースもあります。

家づくりの段階で将来を完璧に予測することはできません。
だからこそ、用途を決め込みすぎないこと が大切なのです。


私がおすすめする「育てられる収納」とは

暮らしの変化に合わせて使い方を変えられる収納を、私は
「育てられる収納」と呼んでいます。

具体的には、こんなものが使いやすいです。

① 可動棚を取り入れる
棚板の高さを変えられるので、収納するものが変わってもそのまま使い続けられます。
おもちゃ置き場→ランドセル置き場→趣味のコレクション棚、と役割を変えながら長く活躍します。

② ボックスやカゴで区切る
棚に仕切りを作り込むより、ボックスやカゴで柔軟に区切る方が使い勝手が長持ちします。
子どもが自分で整理しやすい、という利点もあります。

③ 造り付けを増やしすぎず、家具で調整できる余白を残す
壁一面を造り付け収納にしてしまうと、後から変えるのが大変です。
ある程度の余白を残して、家具で調整できるようにしておくと安心です。
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家づくりは「完成」がゴールではない

家は、完成した瞬間がゴールではありません。
そこから家族の暮らしが始まります。

子どもが成長し、生活スタイルが変わり、必要なものも変化していく。

その変化に家が対応できるかどうかが、長く快適に暮らせるかどうかを左右します。

収納計画を考えるときは、ぜひ
「5年後・10年後の自分たち」を想像してみてください。

「今、何を収納するか」だけでなく、「将来どう使うか」という視点があるだけで、家の使いやすさは大きく変わります。
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まとめ

◎収納は「量」よりも「変化に対応できること」を優先して考える
◎子どもの成長とともに必要なものは変わる。作り込みすぎは後悔のもと
◎可動棚・ボックス収納・余白の確保で「育てられる収納」を目指す
◎家づくりは完成がゴールではなく、そこから暮らしが始まる


もし収納計画で迷ったり、「自分たちに合った家づくりってどんな感じ?」と気になったりしたら、ぜひ一度ご相談ください。

20年以上の経験をもとに、今の暮らしだけでなく、5年後・10年後の家族の姿も一緒に考えながら、あなたに合った住まいづくりをご提案します。

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