「あと○kg」が命を削る〜ダイエットのつもりだったのに〜

「あと○kg」が命を削る〜ダイエットのつもりだったのに〜

記事
コラム
すべては「もっと痩せなきゃ」から始まった
「あと○kg痩せたら、私は理想の自分になれる」

そんなふうに考えたことはないだろうか?

私がダイエットを始めたのは中学1年生のとき。

最初は少し体重を落とすだけのつもりだった。

まずは夜ご飯をサラダだけにする事から始めた。

勿論体重は減ったが、誰にでも停滞期は訪れる。

中々体重が減らなくなり、私はお昼ご飯も減らすことにした。

当時はお弁当だったため、お弁当の中身をおかずだけにした。

期待通り体重は減った。

そして私は覚えてはいけない快感を覚えた。

言うまでもないだろう。

日に日に減っていく数字を見る事が毎日の楽しみになってしまったのだ。

気づけば1ヶ月に1kgずつ体重を落とし続け、身長169センチにもかかわらず、体重は40キロを下回っていた。

約1年半で16キロも減らしていた。

その結果BMIは13にまでなってしまった。

「痩せてるね」
 「細くてうらやましい」

そんな言葉がうれしくて、どんどん減量がエスカレートしていった。

でも、体重が減っても「まだ足りない」と思ってしまう。

いつまで経っても「もっと痩せなきゃ」が止まらなくなった。

その結果、食べることが怖くなり、普通の生活ができなくなった。

母に体重が40キロを切ったことを打ち明けたとき、ようやく私は「これはただのダイエットではない」と気づいた。

そこから本格的に治療を始めることになった。

拒食症は、ただ「食べられない」病気じゃない。

「食べることが怖い」病気だ。

そして「普通の生活ができなくなる」病気でもある。

私は、こんな経験をしたからこそ、伝えたいことがある。
なぜ発信をするのか
ダイエットに興味を持つ人は多い。

でも、その中には、知らず知らずのうちに危険な道を歩み始めている人もいる。

「少し痩せたい」
 「もっとスタイルを良くしたい」

そんな軽い気持ちで始めたダイエットが、気づいたら止まらなくなり、拒食症になってしまうことがある。

だけど、拒食症になっても、自分では気づけない。

むしろ「まだ太っている」と思ってしまう。

周りがどれだけ心配しても「私は大丈夫」と思ってしまう。

もし、あのときの私が

「拒食症になるとどうなるのか」
 「そこからどうやって回復するのか」

を知っていたら、もっと早く抜け出せたかもしれない。

だから私は、発信を通じて伝えたい。

✔ 「ダイエットのつもりだったのに、普通の生活ができなくなることがある」
✔ 「拒食症はただの”痩せすぎ”じゃなく、心の病気でもある」
✔ 「回復するために必要なことがある」

拒食症は、なる前に防ぐことが一番大事。

でも、もしすでに拒食症になってしまったとしても、そこから抜け出す方法はある。

その方法を、私は自分の経験を通して伝えたい。
「痩せなきゃ」が止まらなくなる理由
拒食症の怖いところは、痩せていくことに快感を覚えてしまうことだ。

「昨日より体重が減っている」
 「食べなかった自分を誇らしく思う

こうした感覚が積み重なり、気づけば「痩せることが目的」になってしまう。

でも、本当に求めていたのは「痩せること」だったのだろうか?

多くの人は

「自信を持ちたい」
 「理想の自分になりたい」

という気持ちからダイエットを始める。

だけど、拒食症になると自信なんて持てなくなる。

むしろ「まだ足りない」「もっと痩せなきゃ」と、自分を追い詰めてしまう。

私は、そのループから抜け出すのに本当に苦労した。

だけど、抜け出せたからこそ言える。

「痩せたら幸せになれる」 は嘘だ。

幸せになるために本当に必要なのは、別のところにある。

そして、それを見つけることこそが、拒食症から回復するための大きな一歩だった。
拒食症からの回復は「食べること」だけじゃない
拒食症の治療が始まったとき、最初に目指したのは「食べること」だった。

でも、それは想像以上に怖かった。

お昼ご飯にたった1個、おにぎりを食べただけなのに泣いてしまう。

炭水化物を食べてしまった罪悪感によって、心が一瞬にして崩壊したのだ。

「食べてしまった…明日体重が増えてしまう」
「食べた分、動かなきゃ!!」

そんな考えが頭の中でぐるぐる回った。

拒食症になると、体だけじゃなく心もボロボロになる。

食べることへの恐怖、自分を責める気持ち、コントロールできない不安——

これらを乗り越えるのは、決して簡単じゃなかった。

でも、少しずつ食べられるようになり、心が回復するにつれて気づいたことがある。

拒食症の回復に必要なのは、単に「食べること」じゃない。

「なぜ自分がこんなふうになってしまったのか」を理解し、「本当に大切なもの」を見つけることが大事だった。
なぜ「拒食症からの回復」を伝えたいのか
私は、拒食症を経験するまで、こんなに辛い病気だとは思わなかった。

そして、回復してみるまで「痩せること」だけに囚われていた自分がどれだけ視野を狭めていたかも気づけなかった。

✔ 「食べることが怖い」
✔ 「普通の生活ができない」
✔ 「自分はまだ太っていると思ってしまう」

そんな状態がどれだけ苦しいか、経験したからこそわかる。

だからこそ、私は伝えたい。

✔ 「拒食症になってしまっても、回復する道はある」
✔ 「食べることを取り戻すだけじゃなく、本当の幸せを見つけることが大切」
✔ 「一人じゃない。助けを求めて欲しい」

拒食症は、一人で戦うには辛すぎる病気だ。

だからこそ、私はこの発信を通して「一人じゃない」と伝えたい。
「もっと痩せなきゃ」から自由になるために
私は今でも、ダイエットに関する情報を見ると「これを知っていたら、私は拒食症にならなかったかもしれない」と思うことがある。

✔ 「無理なダイエットは危険だよ」
✔ 「痩せても幸せになれるわけじゃないよ」

こういう言葉は、拒食症になってから初めて響く。

でも、できるなら、拒食症になる前に知ってほしい。

そして、もしすでに拒食症に苦しんでいる人がいるなら、回復の道があることを知ってほしい。

「痩せること」じゃなく「幸せになること」を目指してほしい。

私の発信が、そのきっかけになればうれしい。
最後に
このアカウントでは、私の経験を元にした情報を発信している。

✔ ダイエットをしている人へ「拒食症の怖さ」を伝える
✔ 拒食症の渦中にいる人へ「回復のヒント」を届ける
✔ 拒食症を経験したからこそ見えた「本当の幸せ」について考える

これらを通じて「もっと痩せなきゃ」に囚われる人を少しでも減らしたい。

もし、あなたがダイエットで悩んでいるなら、もし、食べることが怖くなっているなら——

このアカウントが、あなたにとっての「気づき」になればうれしい。

私は、かつての自分と同じように苦しむ人に届くことを願って、この発信を続けていく。

なゆ@拒食症から生還しました
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