フリーランスで仕事をしていると、納品前の机の上がそのまま自分の頭の中を映し出していることに気づきます。
普段は整頓しているつもりでも、納品直前になるとメモ用紙や付箋、参考資料が机いっぱいに広がります。パッと見は散らかっているようで、実はそれぞれが意味のある位置にあるのです。右上にはバグ修正リスト、左端にはテストのチェック項目、モニター横にはコーヒー。無意識のうちに効率的な動線を作り出しています。
これはココナラでサービスを提供しているときにも感じる現象です。お客様とのやり取りが増え、作業内容が具体的になるほど、机の上が情報の地図のようになっていく。見慣れない人が見たら「混沌」にしか見えないかもしれませんが、私にとっては「今この瞬間のプロジェクトの状態」を示すダッシュボードのようなものです。
面白いのは、この机の状態が仕事のフェーズによって変わること。要件定義の時期は参考資料やノートが多く、実装フェーズに入るとキーボード周りが中心になります。そして納品直前になると、メモと飲み物が増えていきます。これは集中力と緊張感のバロメーターです。
この時期は年度後半の案件も動き出すので、机の地図も複数レイヤー構造になります。頭の中でプロジェクトを切り替えるたび、手元の配置も自然と変わる。そんな自分の無意識の行動に気づくのも、フリーランスならではの面白さです。
もしかすると、机の上を見ればその人の働き方や得意分野まで分かるのかもしれません。今日も私の机は、プロジェクトの歴史を語りながら、次の納品に向けて変化しています。