ChatGPTが気になっているけれど、仕事でどう使えばいいか分からない方に向けて、最初に決めておきたいことと、使い始めやすい頼み方をまとめました。
【こんなお悩みはありませんか?】
・アカウントは作ったけれど、何度か試して使わなくなった
・質問しても、ありきたりな答えしか返ってこない
・返ってきた答えが正しいのか分からない
・会社の情報を入力してよいのか分からず、手が止まっている
ChatGPTは、頼み方と使う場面を決めるだけで、使いやすさがかなり変わります。
【最初に決めておきたいこと:何を入力しないか】
仕事で使う前に、次の2つを確認しておくと安心です。
1.会社のルールを確認する
会社によっては、生成AIの利用を禁止していたり、使ってよいサービスを決めていたりします。まずは社内の規程や、情報システムの担当者に確認しましょう。
2.入力しない情報を決めておく
次のような情報は、入力しないのが基本です。
・お客様や取引先の氏名、連絡先などの個人情報
・社外に出していない資料や数字
・パスワードや、システムのログイン情報
個人のアカウントで使う場合は、設定も確認しておきましょう。「設定」→「データコントロール」にある「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにすると、新しい会話がモデルの学習に使われなくなります。ただし、回答に高評価・低評価を送ると、その会話が使われる場合があるとされています(2026年11月時点のOpenAIのヘルプに基づく表記です。画面の表示は変わることがあります)。設定をオフにしても、上の「入力しない情報」は入れないようにしてください。
【まず試しやすい使い方】
最初は、間違っても困らない作業から始めるのがおすすめです。
・社内向けのお知らせやメールの下書き
・自分で書いた文章を、読みやすく言い換えてもらう
・企画やタイトルのアイデアをたくさん出してもらう
・手順書や資料の「見出しの構成」を考えてもらう
・Excelの関数の使い方を質問する
【答えが変わる頼み方のコツ】
ありきたりな答えになるときは、頼み方の情報が足りないことが多いです。次の4つを入れると、答えが具体的になります。
・目的:何のための文章か
・相手:誰が読むのか
・条件:入れたい内容、入れてはいけない内容
・形:文字数、箇条書きかどうか、文体
【具体例(架空の場面です)】
社内の勉強会の案内メールを書いてもらう場合で比べてみます。
情報が少ない頼み方:
「勉強会の案内文を書いて」
情報を足した頼み方:
「部署のメンバーに送る、社内勉強会の案内メールを書いてください。
・内容:Excelの便利な機能を紹介する30分の勉強会
・日時と場所は【日時】【場所】のままにしてください
・かたすぎない、読みやすい文面で
・200字程度」
日時や場所のように、入力したくない情報は【 】で空けておき、あとから自分で書き足すと安心です。
【気をつけたいこと】
・ChatGPTの答えには、間違いが含まれることがあります。数字、人や会社の名前、法律、最新の情報は、必ず自分で確認してください
・できあがった文章は、そのまま社外に出さず、自分の言葉で読み直してから使いましょう
・うまくいった頼み方は、メモに残しておくと、次から同じ形で使えます
【続けるコツ】
いきなり何にでも使おうとすると、続きにくくなります。「毎朝のメールの下書きだけ」など、使う場面を1つ決めて、毎日試すのがおすすめです。慣れてきたら、使う場面を少しずつ増やしていきましょう。
【まとめ】
・最初に、会社のルールと「入力しない情報」を確認する
・個人のアカウントは、データコントロールの設定も見ておく
・頼むときは「目的・相手・条件・形」を入れる
・答えは必ず自分で確認してから使う
【一人で進めるのが不安な場合は】
ChatGPTを初めて仕事で使う会社員の方向けに、使い方の相談をお受けするサービスをココナラで出品しています。今困っていること、ChatGPTでやりたいこと、お仕事や用途、AIを使った経験などを伺い、基本的な使い方、仕事での活用方法、頼み方(プロンプト)の作り方、文章作成についてご提案します。
ご相談のときも、会社の機密情報や個人情報は送らないでください。内容をぼかしたり、架空の例に置きかえたりしてご相談いただければ大丈夫です。