【例文つき】退職の切り出し方|上司への最初の一言と引き止めの断り方

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コラム
「辞めると決めたのに、上司に言えないまま1週間がたった」
「引き止められたら、断れる気がしない」
「退職代行を使えば楽かもしれない。でも、あとで変なうわさが立つのはいやだ」

そんな方に向けた記事です。

はじめまして、ハルです。人材紹介会社の現役キャリアアドバイザーとして、8年で約5,000名の方と面談してきました。転職が決まった方の「退職をどう伝えるか」にも、何度も付き添ってきました。

この記事では、上司への最初の一言と、引き止められたときの返し方を例文つきでまとめます。読み終わるころには、明日なにを言えばいいかが決まっているはずです。

先に結論をお伝えします。

・最初は「15分ください」と時間をもらうだけ
・席についたら、感謝から入って「報告」として伝える
・引き止められても、理由は1つにしぼって繰り返す

この3つを準備しておけば、言い出せない状態から抜けやすくなります。


■退職を言い出せないのは、準備がないだけ

言い出せない理由は、だいたい次の3つです。

・周りがいい人ばかりで、言いにくい
・引き止められたら、断れる気がしない
・上司がいつも忙しく、タイミングも最初の一言も分からない

どれも、退職を考えた人の多くがぶつかる悩みです。
言い方とタイミングを先に決めておけば、ぐっと言いやすくなります。
順番に決めていきましょう。


■【最初の一言】まず「15分ください」と時間をもらう

いきなり退職の話を切り出す必要はありません。
最初にやるのは、話す時間をもらうことだけです。

例文:
「少しご相談したいことがあります。今日の夕方に、15分ほどお時間をいただけますか」

ポイントは2つです。

・朝のうちに声をかける(夕方の予定が入る前に)
・時間の長さを伝える(上司も予定を立てやすい)

上司がつかまらないときは、チャットで時間のお願いだけ送っても大丈夫です。
退職の話そのものは、会って伝えましょう。


■【切り出し方】感謝から入り、「相談」ではなく「報告」と言う

席についたら、最初の一言は感謝です。
いい人に囲まれていて言いにくい方ほど、ここから入ると話しやすくなります。

例文:
「これまで本当にお世話になりました。そのうえで、今日はご報告があります。◯月末で退職させていただきたいと考えています」

大切なのは「ご相談」ではなく「ご報告」と言うことです。
相談と言うと、「じゃあ一緒に考え直そう」という話になりやすいからです。

退職の理由は、「次にやりたいこと」を1つだけ伝えます。
今の職場への不満は、言わなくてかまいません。
不満を理由にすると、「それなら改善するから」と引き止めの材料になりやすいからです。


■【引き止めの断り方】理由は1つ、謝りすぎない

よくある引き止めと、返し方の例です。

上司「給料を上げるから、残ってくれないか」
あなた「ありがとうございます。ただ、お金ではなく、◯◯をやりたいという気持ちで決めました」

上司「今辞められると、チームが回らない」
あなた「ご迷惑をおかけしてすみません。だからこそ、引き継ぎは最後まできちんとやります」

上司「もう少し考えてみたら?」
あなた「十分に考えて決めました。気持ちは変わりません」

コツは2つです。

・理由を増やさない(理由を並べるほど、1つずつ「それなら解決できる」と返される)
・謝りすぎない(申し訳なさが伝わりすぎると、「まだ迷っている」と受け取られる)

同じ言葉を、落ち着いて繰り返すだけで大丈夫です。


■よくある質問

Q. 最初に話すのは誰ですか?
A. 直属の上司です。同僚や先輩に先に話すと、別のルートで上司の耳に入り、話がこじれやすくなります。

Q. メールやチャットで伝えてもいいですか?
A. 時間をもらうお願いは、チャットでも大丈夫です。退職の意思そのものは、できれば対面かビデオ通話で伝えましょう。

Q. 本当の理由(不満)は言ったほうがいいですか?
A. 言わなくてかまいません。「次にやりたいこと」を理由にするほうが、引き止めの材料を与えにくくなります。


■まとめ:今日やることは「時間をもらう一言」だけ

・最初は「15分ください」と時間をもらう
・感謝から入って、「報告」として伝える
・理由は1つにしぼり、引き止められても繰り返す

全部を一度にやろうとしなくて大丈夫です。
まずは明日の朝、「15分ほどお時間をいただけますか」と言うことから始めてみてください。


■一人で練習するのが不安な方へ

ここまで読んで、「頭では分かったけれど、本番で言える気がしない」と感じた方もいると思います。

私自身も、仕事で「これ、言っていいのかな」と一人で考え込んだことが何度もあります。
言葉は、声に出して一度練習するだけで、ずいぶん出やすくなります。

ココナラでは、あなたの職場と上司に合わせて、切り出しの一言から引き止めへの返しまでの台本を一緒につくり、私が上司役になって練習します。
会社への連絡はしません。伝えるのは、あなた自身です。

・【梅】台本とチャット練習で、まず言える準備をしたい方(7日間)
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