BtoB企業の動画制作で大切なのは、見栄えよりも「伝わること」

BtoB企業の動画制作で大切なのは、見栄えよりも「伝わること」

記事
ビジネス・マーケティング
こんにちは。
OneCreateDesignです。
最近、技術・製造業をはじめとするBtoB企業の動画制作に携わる機会が
増えています。

BtoBとは、企業が企業に向けて製品やサービスを提供するビジネスのこと。
一般消費者向けの商品とは異なり、専門的な知識や技術、導入条件など、
伝えるべき情報が多いことも特徴です。
こうした動画を制作する中で、改めて感じていることがあります。

それは、映像の見栄え以上に「正しく伝わること」が大切だということ。
もちろん、映像のクオリティやデザインも重要です。

ですが、どれだけ格好いい映像でも、製品の特徴や導入するメリットが
理解できなければ、目的を十分に果たせないことがあります。
今回は、実際のBtoB動画制作を通して感じたことを書いてみたいと思います。

■ まず、制作者自身が製品を理解する

専門性の高い製品を紹介する場合、最初からすべてを理解できるわけでは
ありません。
製品の用途や特徴、一般的な素材との違い、どのような現場で使用されるのか。まずは資料を読み、必要に応じて確認しながら、製品への理解を
深めていきます。
理解できていないものを、分かりやすく伝えることは難しい。
私はそう考えています。

例えば、製品の特徴をただ並べるだけでは、見る人にとって
何が重要なのか分からなくなることがあります。

そこで、

・どのような課題を解決する製品なのか
・従来の方法と何が違うのか
・どのような根拠があるのか
・導入を検討する人は何を知りたいのか

こうした情報を整理してから、構成を考えます。
映像制作は、編集ソフトを開く前から始まっています。

■ 「優れています」より、判断できる情報を

BtoBの動画制作では、特に根拠の見せ方が重要だと感じています。
例えば、ある製品の性能を紹介するとします。

「高性能です」
「優れた製品です」

と伝えるだけでは、具体的にどのような特徴があるのか分かりません。
一方、比較実験や測定結果、実際の使用状況などがあれば、
見る人はその情報をもとに判断できます。
もちろん、実験条件や比較対象を正確に伝えることも欠かせません。
都合の良い部分だけを強調するのではなく、確認できる事実を、
誤解のない形で伝えること。
特に技術者や導入担当者が見る映像では、この視点が重要になります。

映像の役割は、必ずしも視聴者を驚かせることではありません。
「なるほど、そういうことか」と理解してもらうこと。
それ自体が、十分に価値のある演出だと思っています。

■ BtoBの専門商材でも、ショート動画が6.8万回再生

BtoB企業の動画というと、専門的で難しい内容をイメージされるかもしれません。
ですが、専門性の高い製品でも、見せ方を工夫することで、
多くの人に関心を持ってもらえる可能性があります。
実際に、私が制作に携わった製品紹介のショート動画では、
6.8万回再生を記録しました。

制作で意識したのは、ただ目を引く演出を加えるのではなく、
比較映像や実験結果を通して、製品の特徴を直感的に
理解できる構成にすることです。
「なぜ違いが生まれるのか」まで理解できること。
それが、専門性の高い製品を紹介するうえで大切だと考えています。

もちろん、再生回数が多いことと、実際の導入や購入につながることは
別です。
一方で、制作した映像が展示会や製品説明などにも活用されていることは、
制作者として嬉しく感じています。
SNSでは製品を知ってもらうきっかけを作り、展示会や商談では理解を深めてもらう。

同じ製品でも、動画が使われる場所によって役割は変わります。
だからこそ、再生回数だけを追うのではなく、その先の活用まで考えた
映像制作を大切にしています。

■ 企業の取り組みを、映像で支えるということ

ありがたいことに、継続して制作に携わっている企業から、
製品紹介や展示会での活用状況などを共有していただく機会があります。
また、関わりのある企業が外部から評価されたり、受賞されたりといった
嬉しい知らせに触れることもありました!
もちろん、そうした成果は企業自身が積み重ねてきた技術や取り組みに
よるものです。

映像がその成果を生み出したと考えているわけではありません。

ただ、その企業が持つ技術や製品の魅力を、より分かりやすく伝える
お手伝いができること。
そして、制作した映像が実際のビジネスの現場で活用されていること。
それは、制作者としてとても嬉しいことです。

動画は、納品して終わりではありません。
公開されたあと、どのような場面で役立つのか。
そこまで想像しながら制作することが、BtoB動画では特に大切だと
感じています。

■ 見栄えと分かりやすさは、両立できる

ここまで「見栄えよりも伝わること」と書いてきましたが、
デザインや演出が不要という意味ではありません。
むしろ、複雑な情報を理解しやすくするためにこそ、映像表現が役立ちます。
・比較する情報を同じ画面に並べる。
・重要な数値を見やすく表示する。
・実験映像に説明を加える。
・情報を伝える順番を整理する。
こうした工夫によって、専門的な内容でも理解しやすい映像へと近づけることができます。

見栄えのための演出ではなく、伝えるための演出。
私は、この考え方を大切にしています。

■ 「伝わる映像」を、これからも。

BtoB企業の動画制作では、専門的な情報を扱うことも少なくありません。
だからこそ、制作者自身が内容を理解し、見る人の立場で情報を整理することが必要です。

誰に、何を、どう届けるのか。
どこで、どのように活用されるのか。
そして、見た人に何を理解してほしいのか。

その一つひとつを考えながら、映像を設計していきたいと思っています。
映像は、格好よく見せることが目的ではなく、
伝えたいことを届けるための手段。
これからも、そんな映像制作を大切にしていきます。

OneCreateDesignでは、企業PR・製品紹介・サービス紹介など、目的や活用媒体に合わせた動画制作を承っております。

「専門的な製品を分かりやすく紹介したい」
「展示会や営業活動で使える映像を作りたい」
「資料や写真はあるけれど、どう構成すればいいか分からない」

そんな段階からでも、お気軽にご相談ください😊

※本記事は複数の制作経験をもとに、一般的な考え方としてまとめたものです。取引先企業の詳細は非公開としております。


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