こんにちは。
OneCreateDesignの松田です。
先日、世界的に展開するブランドからお声がけをいただき
SNS向けプロモーション動画を制作する機会がありました。
今回は、英語で共有された制作指示書をもとに、担当チームとのやり取りも
英語で進行。
SNSでの公開を前提とした、短尺のプロモーション映像を制作しました。
制作では、いただいた指示書をそのまま形にするのではなく、実際に映像と
音を組み合わせながら、より魅力が伝わると考えたクリエイティブの方向性や演出について、こちらからも提案させていただきました。
映像制作では、事前に決められた内容でも、実際に映像として組み上げてみることで、
「こちらの見せ方の方が、より魅力が伝わるのではないか」
と気づくことがあります。
もちろん、ご要望やブランドの方向性を大切にしたうえで
完成した映像として何が最適なのかを考えながら制作を進めました。
そして完成後、担当チームからいただいたのが
“truly excellent and very well-executed”
(本当に素晴らしく、とてもよく仕上がっている)
という、とても嬉しい評価でした。
さらに、
Creative Direction(クリエイティブの方向性)
Editing Style(編集スタイル)
Overall Design(映像全体のデザイン)
についても高く評価していただきました。
こちらから提案したクリエイティブの方向性も含めて評価していただけたことは、制作者として特に嬉しく感じています。
そしてありがたいことに、次回の制作についてもお声がけをいただいており
現在検討を進めています。
今回の経験は、新しい挑戦であると同時に、改めて映像制作について考える
機会にもなりました。
そのひとつが、
「良い動画を作ること」と「その動画をどう届けるか」は、それぞれに設計が必要だということ。
今回は、実際の制作を通して感じたSNS動画ならではの考え方について書いてみたいと思います。
■ 同じ「動画」でも、見る環境はまったく違います
動画制作では、
・構成
・デザイン
・テンポ
・BGM
・テロップ
・映像全体の世界観
など、さまざまな要素を組み合わせながら一本の映像を作っていきます。
もちろん、どれも大切です。
ですが、もうひとつ忘れてはいけないのが、
「どこで、どんな状況で見られる動画なのか」ということです。
例えば、企業のホームページで見る動画。
イベント会場の大きなスクリーンで見る動画。
そして、スマートフォンでSNSをスクロールしながら見る動画。
同じ「動画」でも、見る人の環境や姿勢はまったく違います。
特にSNSの場合は、最初からその動画を見るためにページを開いているとは限りません。
たくさんの投稿が流れてくる中で、「ちょっと見てみようかな」
と思ってもらえる入口を作ることも大切です。
だからこそ、冒頭の入り方やテンポ、情報量、文字の見せ方なども
公開する媒体に合わせて考える必要があります。
■ 映像のクオリティと「届け方」
映像としての完成度を高め、ブランドの世界観を表現すること。
これはもちろん、とても大切です。
今回の制作を通して、そこに加えて改めて意識したのが、
「公開されたあと、どのように見られるのか」という視点でした。
SNSには、SNSならではの視聴環境があります。
冒頭の入り方、テンポ、情報量、文字の見せ方。
そして、投稿する媒体や、その先にいる視聴者。
企業サイトやイベント上映で適している表現でも、SNSでは別の見せ方が
適していることがあります。
逆に、SNSで効果的なテンポや演出が、すべての映像に適しているわけでもありません。
つまり、
「どんな映像を作るか」と同じくらい、「どこで見てもらうか」も大切。
映像のクオリティを高めることと、その魅力が伝わりやすい形に設計すること。
その両方を考えるからこそ、制作段階から「公開された先」まで想像することが大切なのだと、今回改めて感じました。
■ 私が「どこで使いますか?」と確認する理由
動画制作のご相談をいただいた際、
「どこで使用しますか?」
「誰に見てもらう動画ですか?」
「どの媒体で公開しますか?」
といったことを確認することがあります。
一見すると、編集そのものとはあまり関係がない質問に見えるかもしれません。
ですが、実はここが構成や演出を考えるうえで、とても重要です。
例えば、同じ企業PR動画でも、
ホームページに掲載する動画と、
展示会で上映する動画と、
SNSで公開する動画。
伝えたい内容が同じでも、適した構成や見せ方は変わります。
見る人・見る場所・見る状況。
そこまで考えて映像を設計することで、目的に合った一本へ近づいていきます。
だから私は、編集を始める前のヒアリングや構成設計も大切にしています。
■ 世界が変わっても、映像制作の根本は同じ
今回は、制作指示書からコミュニケーションまで英語で進行する、普段とは
少し異なる制作環境でもありました。
世界的に展開するブランドとの制作は、私にとっても大変貴重な経験となりました。
一方で、実際に制作を進めてみると、国や言語、企業の規模が変わっても、
映像制作の根本にあるものは変わらないとも感じました。
誰に、何を、どう届けるのか。
そして、
どこで、どのように見てもらうのか。
指示されたものをただ形にするのではなく、その目的を考え、必要であればこちらからも提案する。
そして、実際に映像が使われる場面まで想像しながら設計していく。
これは、企業PRでも、イベント映像でも、SNS動画でも、私がこれからも
大切にしていきたい部分です。
制作を重ねるたびに、新しい発見があります。
今回得た経験も、これからの映像制作にしっかり活かしていきたいと思います。
企業PR・商品PR・サービス紹介など、
目的や掲載媒体に合わせた動画制作を承っております。
「動画を作りたいけれど、まだ構成が決まっていない」
「素材はあるけれど、どう見せればいいかわからない」
そんな段階からでも、お気軽にご相談ください😊