恋愛で、自分を後回しにしてしまう人がいます。
相手に合わせることが優しさ。
何かを選ぶ場面では、「相手に任せるね」と譲る。
相手を連絡で困らせたくないから、自分からは連絡をしない。
自分の希望を伝えると負担になるかもしれないから、言わずにおく。
そんなふうに、「相手を優先していれば、きっとうまくいく」と思ってしまうことがあります。
もちろん、相手を思いやることは大切です。
でも、占いの館で恋愛相談を受けていると、
「相手が何を考えているのか分からない。」
というご相談を受けることがあります。
お話を聞いていくと、その「相手」は、とても受け身な方だったということも少なくありません。
確かに、リードすることが好きな人はいます。
計画を立てることが好きな人もいます。
でも、それをずっと一人で続けるのは疲れてしまいます。
相手の予定や気持ちを考えながら、たくさんある選択肢の中から一つを選ぶ。
それは思っている以上に、頭も気も使うことだからです。
だから、「何でもいいよ。」よりも、
「今日はパスタが食べたいな。」
「私は海に行きたいな。」
そんな一言があるだけで、相手はぐっと考えやすくなります。
無数にある選択肢の中から、「これがしたい」「これがいい」と伝えてもらえるだけで、考える範囲を絞ることができるからです。
希望を伝えることは、わがままではありません。
相手を困らせることでもありません。
むしろ、相手が考える負担を少し減らしてあげることにもつながります。
恋愛は、どちらか一人が決め続けるものでも、どちらか一人が合わせ続けるものでもありません。
少しずつ、お互いの希望を知っていくこと。
その積み重ねが、「相手に合わせる恋愛」ではなく、「二人で作っていく恋愛」につながっていくのだと思います。