次へ進めないのは、まだ終わっていないから

次へ進めないのは、まだ終わっていないから

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占い
「もう新しい恋をしたいのに、 
どうしても踏み出せません。 
条件のいい人がいても、心が動かないんです」 
そんなご相談が届きました。 
彼女は、過去の恋を 
「もう終わったこと」だと言いました。 
未練はないはずなのに、 
新しい出会いの前で、 
なぜか心にブレーキがかかる。 
自分でも理由が分からない。 
それが、一番もどかしいと。 
深層へ意識を向けると、 
最初に伝わってきたのは、 
過去の相手への想いではありませんでした。 
残っていたのは、 
「傷ついた時の記憶」です。 
前の恋の終わりで、 
彼女は深く傷つきました。 
その痛みは、 
時間とともに薄れたように見えて、 
深層では、 
まだ静かに残り続けていました。 
深層は、 
一度大きく傷ついた道を覚えています。 
そして、 
同じ痛みを繰り返さないために、 
「もう心を開かない」という守り方を選びます。 
彼女が新しい恋に進めなかったのは、 
前の人を忘れられないからではありません。 
もう二度と、 
あの痛みを味わいたくない。 
その深層の防衛が、 
新しい扉の前で、 
静かに立ち止まらせていたのです。 
これは、弱さではありません。 
それだけ本気で人を想い、 
本気で傷ついた証です。 
心が慎重になるのは、 
自分を守ろうとする、 
とても自然な働きです。 
鑑定では、 
その傷がどこから続いているのかを、 
一緒に見つめていきました。 
責めるのではなく、 
「よく守ってきたね」と、 
その防衛を受け止めるところから。 
しばらくして届いた返信には、 
こう書かれていました。 
「進めない自分を、 
ずっとダメだと思っていました。 
でも、守ってきただけだと分かって、 
少し肩の力が抜けました」 
新しい恋に進めないのは、 
前へ進む気がないからではありません。 
まだ癒えきっていない場所が、 
「もう少し待ってほしい」と、 
静かに伝えているからです。 
その声を無視して急ぐより、 
まず、その場所に気づいてあげること。 
深層が安心を取り戻し始めた時、 
心は自然と、 
次へ向かう準備を始めます。 
もし今、 
進めない自分を責めている方がいたら。 
どうか、焦らないでください。 
止まっているのではなく、 
整えている途中です。 
頑張ってきたご自身を、 
まずは労ってあげてください。 
一人で抱え込まなくて大丈夫です。 
まだ残っている痛みも、 
その奥にある本当の願いも、 
静かに読み解いてまいります。 
迷いが生まれた時には、 
いつでもお声がけください。 
魂響調律師・凪月 
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