「断ったら嫌われるかもしれない」
「重いと思われたくない」
「彼(彼女)のことが大好きだから、波風を立てたくない」
そんなふうに相手を大切に思うあまり、
自分の「本当はこうしてほしい」「実は寂しい」という本音を
グッと飲み込んでしまうことはありませんか?
嫌われたくない一心で相手の言いなりになり、我慢を重ねてしまう……。
けれど、その優しさが巡り巡って、
ふたりの関係を「我慢し続ける苦しい恋」へと
追い込んでしまうことがあるのです。
今日は、「なぜ好きだからこそ本音が言えなくなってしまうのか」と、
その苦しいループから抜け出して、ふたりの関係を心地よく整えていくためのヒントをお届けします。
「好き」だからこそ、本音を飲み込んでしまう
本音が言えないのは、
あなたが「自分に自信がないから相手にはっきり伝えることが出来ない」
……そんなふうに自分出すことが怖いという心が、
ブレーキをかけているからでもあります。
もちろん、そこには
「相手のことが大好きで、嫌われたくない」
という優しい愛着もありますが、
「こんな私じゃ嫌われて当然だ」
「わがままを言ったら見捨てられるかもしれない」
という無意識の抑圧があります。
強い自己否定感が、
あなたの声をグッと喉の奥に押し込めてしまうんですよね。
「相手のことが本当に好きで、この関係を絶対に壊したくない」という
強い愛着や優しさがあるからでもあります。
相手の笑顔を奪いたくない
嫌な思いをさせて去っていかれたら耐えられない
「いいパートナー」でいたい
そう思うからこそ、自分の感情にフタをして、
相手を優先し続けてしまうんですよね。
でも、そうやって本音を隠したまま
「いい子」で居続けることは、
仮面をかぶって付き合っているようなもの。
最初は関係を守るための優しさだったはずが、
いつの間にか「言いなり」になり、
心がすり減っていってしまうのです。
相手は「この状態で、うまく行っている」
と誤解してしまう
ここに、すれ違いの大きな落とし穴があります。
あなたが「嫌われたくないから」と
必死で本音を飲み込んでいるとき、
相手は「自分のやり方で満足してくれているんだ」
「この関係で問題ないんだな」と思い込んでいます。
人はエスパーではないので、
言葉にされない気持ちを「察する」ことは
とても困難です。
あなたが笑顔で合わせていると、
相手は「これがふたりにとっての快適な状態」だと誤解し、
関係性を軌道修正するきっかけを失ってしまうのです。
その結果……
あなた:「なんで分かってくれないの?」
「私ばかり我慢している…」と不満が溜まる
相手は、悪気がないまま、あなたに負担をかけ続けてしまう
という負のループが生まれます。
そして我慢が限界を迎えたとき、
ある日突然爆発してしまったり、
心が折れて関係を投げ出したくなってしまうのです。
我慢ではなく「素直さ」で関係を育てていくために本音を伝えることは、相手を攻撃することでも、ワガママを通すことでもありません。
むしろ、「あなたとこれからも一緒にいたいから、本当の私を知ってほしい」という愛情表現です。
無理なく気持ちを伝えるために、まずはここから始めてみませんか?
こういった男女の関係性は、
実は結婚前の男女だけでなく、
結婚後、熟年とずっと続くものなのです。
熟年離婚という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
たいては、女性が結婚生活を我慢して、耐え抜いて、
子供が成長し、自分の時間を持ちたいと考えた時に
離婚するという図式です。
どの年代の人も、気づくのが遅いということはありません。
これを読んでいただくことで
今から変化させることができれば、
この先ずっと、自分に正直に生きていくことが出来ます。
今、夫婦間、恋人同士で、このような本音を言えないために
色々な問題があったとしても、
関係性を回復させることも充分にできます。
自分が変われば、人生は大きく変わっていけるのです。
さて、無理なく気持ちを伝えるための方法を以下に3つ用意しました。
1. 「言わない優しさ」を「伝える誠実さ」に変えてみる
「本音を言うと嫌われる」というブレーキを、「言わないままだと、お互いに誤解したまま関係が歪んでしまうかも」という視点に少しだけシフトしてみましょう。
2. 「怒り」ではなく「リクエスト(願い)」として伝える
「どうして〜してくれないの?」と相手を責めると衝突してしまいます。
「実は私、〇〇してもらえるとすごく嬉しいな」「もっと〇〇だと助かるな」と、自分の「こうしたい」という願いとして伝えてみてください。
3. 小さな選択から好みを口にする
例えばランチ何にする?という話になった時
「何でもいいよ」と相手に委ねるのを一度お休みして、
「今日はパスタが食べたいな」
「少し歩き疲れたから休みたいな」など、
小さな本音を口にする練習を重ねてみましょう。
おわりに
好きだからこそ本音を飲み込んでしまうあなたは、
とても愛情深くて思いやりのある方です。
でも、あなたがひとりで我慢を重ねて成り立つ関係は、
本当の意味での絆とは言えないかもしれません。
あなたの素直な気持ちや願いは、
大切な人にとって「あなたをもっと幸せにするためのヒント」になります。
「そうは言っても、どうしても怖くて言えない…」
「自分の本当の気持ちが分からなくなってしまった」
そんなときは、ひとりでお悩みを抱え込まず、
いつでもお気軽にご相談くださいね。
あなたの心が少しでも軽くなり、
大切な人と心地よい関係を築いていけるよう、
精一杯寄り添ってお手伝いいたします。
セレーナ