宵灯をひとつ。
本日も守護者〈アスル〉とのお話をお届けしていきます。
「自分を律するというと、どこか窮屈で肩がこるものだ。大事なのは、引き締めるところと緩めるところを線引きすることだな」
〈アスル〉は、ふっと微笑みながらそう言いました。
何か新しいことを始める時や、今までの生活や仕事を変えたいと思う時。
人は「とにかく我慢をしなければ」と考えてしまうことが多いように感じる。
確かに、ある程度の忍耐は必要だ。
新しいことを始めることも、自分自身が変化することも、それまでと同じことを繰り返すわけではないからだ。
今までにないものを取り入れていく。
言うなれば、自分の価値観とは違うものを手にし、実践していくということだ。
ただ、それを「嫌なもの」として我慢し続けるのは少し違うと感じる。
嫌だ、つまり不快だと思う感覚は、「本来の自分の目的」から逸れていることを教えてくれる、大切な感覚だからだ。
物事には、さまざまな向き合い方がある。
最初は教えられた通りに、規則に従って進めることも必要だ。
けれど、自分の身体や心に負担がかかり続けていると感じるのなら、やり方や見方を変えてみてもいい。
なぜそれが嫌なのか。
もっと自分に合った方法はないのか。
あるいは、他の人はどのように取り組んでいるのかを尋ねてみるのもいいだろう。
我慢とは、自分の良さを消して、丸く縮こまってしまうことだと感じる。
縮こまった状態で、本来のあなたの力が発揮できるだろうか。
きっと、思うようには動けないはずだ。
我慢は、すればするほど自分自身を見失ってしまう。
だからこそ、手足を伸ばせる工夫を重ねていくことが必要になる。
自分をただ律するのではない。
今あるもので、「どうすればもっと呼吸がしやすくなるのか」を考えること。それが、引き締めるところと緩めるところを見極めることにつながっていく。
すべてを解放すればいいわけではない。
ある法則や規則がある中で、それを最大限に生かしながら手足を伸ばしていく。
それこそが、本当の自由なのだと私は感じている。
本日は、「締めるところと緩めるところ」というお話でしたね。
自由というと、何のルールもない状態を思い浮かべることがあります。
けれど、それでは日々を行き当たりばったりに過ごすことになり、積み重なっていくものは少なくなってしまうのかもしれません。
自由とは、自分で選択できること。
その分、その選択には責任も伴います。
だからこそ、一人で抱え込み過ぎると窮屈になってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、誰かを頼ってみる。
あるいは、「今、私はなぜ我慢しようとしているのだろう」と、自分に問いかけてみる。
その時間が、自分自身を知るきっかけになるのかもしれません。
いつも、
魂の案内人〈シリス〉と
守護者〈アスル〉と共に、お待ちしております。
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