♦︎66 言葉が止まった
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コラム
「もういい!」
そのあと妻が静かになると
部屋の空気まで止まった
何が悪かったのか
すぐにはわからない
どう声をかければいいのかも迷う
翌日
先生に話してしまった
「“黙った”というより
言葉を止めたのかもしれませんね」
「止めた…?」
「伝わらないと感じると
言うのをやめてしまうことがあります」
「そんなときは理由を聞くより先に
“何かに気づけなかった?”と考えてみる」
「まずは“わかろうとしている”ことが伝わると
また話してみようと思ってくれると思います」
すれ違いは
言い返すことで埋まるものじゃない
気づこうとすることから
少しずつほどけていく