恋人が、
・非正規雇用や無職で経済力に不安がある
・結婚の話をすると誤魔化されて先延ばしに
・2年後にはちゃんとすると言われてもう1年経った
だけど、
・いつも「好きだよ」って言ってくれる
・今までで一番愛してくれる
・僕がいるよ、って自分の居場所をくれる
あああ・・・私も経験があります。
何度も別れようと決心するのですが、
いざ別れ話をしても、彼が引き留めてくれて、
その度にツギハギの決心がぼろぼろと崩れ落ちていくんですよね。
その背景を心理学的な側面でみると、以下のように読み解けます。
① 愛着との葛藤
あなたが彼といると「好きだよと言ってくれる」「愛してくれる」「自分の居場所をくれる」と感じていることは、情緒的な安心感や愛着を意味します。
この安心感はとても大切なもので、長期的な関係を築くうえでの土台になります。
しかし、「経済力」「結婚の意志」という将来性の不安が、それとは別にあなたの中で「現実的な不安」として存在している。
これは、感情的なつながり(愛着)と、現実的な安定性(将来性)が葛藤している状態といえます。
② 喪失回避バイアス
私たちは「得る喜び」よりも「失う痛み」の方が大きく感じる傾向があります。これは、喪失回避バイアスという心理的現象に通じます。
今の彼を手放すと、「自分を受け止めてくれる存在」も失う可能性がある。その恐れが、「別れ」の判断を鈍らせている。そして、「もし相手に離れられたら」という不安から、彼から離れようとすると引き留めようとしてしまいます。
③ 理想と現実の不一致
「経済的に安定した男性となら、もっと安心できるのでは?」
「でも、愛着のない相手と一緒にいて、私は本当に幸せ?」
これは、「幸せになりたい自分」と「今の彼との関係に癒されている自分」が、まだ一致していないからこそ起こる揺れです。
心理学では、これを「自己不一致」と表現します。
つまり、「私はどんな関係に安心を感じるのか」「私はどんな人になりたいのか」が、まだ整理されていないタイミングなのです。
あなたは、「今ある心地よさ」と「将来への不安」の間で、本気で悩めるフェーズに来ています。
それは、自分の人生を真剣に考えたい、というあなたの誠実さの表れでもあります。
最後に
では、これから何を大切に考えるといいでしょうか。
「不安がない人と結婚したい」のか
「不安があっても、この人となら耐えられると思える相手がいい」のか
「お金があるほうが安心できる」のか
「言葉や関係の温かさが、あなたにとっては最優先なのか」
こうした「自分にとっての安心のかたち」を、他人と比べるのではなく、「自分の軸」として見直してみると、きっとあなたの判断の助けになると思います。
ご家族やお友達の心配の言葉は、一旦大切に脇において。
あなたは、どうしたいですか。