賛否両論!?社労士試験用語

賛否両論!?社労士試験用語

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社労士試験の勉強をしていると、SNSなどでの受験生同士の会話で独特の受験用語を耳にすることがあります。状況をひとことで表せる便利な言葉である一方で賛否両論があるのも事実です。

今回は、特に意見が分かれやすい3つの用語について、その意味と背景を掘り下げてご紹介します。

① 足切り
社労士試験における「足切り」とは、各科目に設定された最低得点基準(選択式は各3点以上、択一式は各4点以上)に届かず、総合点が高くても不合格になってしまう状態を指します。

しかし、SNS等では「この言葉を使うのは避けたほうがいいのでは?」という意見もあります。社労士は、病気やケガで悩む傷病者の方々をサポートしたり、労働環境を整えたりする職業です。そのため、身体的障害を連想させるような表現を社労士を目指す者が日常的に使うのはふさわしくないのではないか、という配慮の視点からです。

こうした配慮から、「足切り」を「基準点割れ」と言い換える人もいます。

② 救済
「今年はあの科目で救済が入るかも…」といった形でよく使われるのが「救済」です。社労士試験では、特定の科目が難化して、その科目の最低得点基準を満たす人が極端に減った際、基準点を引き下げる措置(たとえば今年は選択式問題の雇用の基準点が3点から2点に引き下げられました)が行われることがあります。これを受験生の間で「救済」と呼んでいます。

ただし、これも厳密には制度側の救済措置ではありません。あくまで統計的な難易度の平準化を図るための補正(合格基準点の補正)です。受験生を助ける(救済)ために行われているわけではなく、試験の公平性を保つためのルールに基づく調整であることを知っておくと、見方が少し変わるかもしれません。

③ 無勉勢、エンジョイ勢
真相はわかりませんが、1年を通して計画的にしっかり勉強を重ねて本試験に挑む受験生は、全体の3割程度と聞いたことがあります。この真剣に合格を狙う層を「ガチ勢」と呼び、それ以外の層(準備不足のまま受験する方や記念受験の方など)を「無勉勢」や「エンジョイ勢」と表現することがあります。

実は、この層の方々が社労士試験の合格ラインを左右する重要なキーマンになることがあります。

たとえば、選択式の問題で一部のガチ勢は知識があるゆえに「裏があるのでは…」と考えすぎて裏目に出てしまうのに対し、エンジョイ勢の方々が素直に解いて正解を選び、全体の正答率はそんなに悪くならないケースがあります。

その結果、期待されていた補正(救済)が入らなくなる…という、ガチ勢にとっては恐ろしい現象が起きることもあります。

とはいえ、「無勉勢」「エンジョイ勢」と一括りにするのは少し乱暴かもしれません。仕事、家庭の事情、突然の体調不良などで、思うように勉強できずにしっかり準備できないまま不本意にも当日を迎えた方も多くいらっしゃいます。一見すると準備不足に見えても、それぞれの事情や背景があることを忘れないようにしたいですね。

SNS等で用語を使う際は、少しだけ背景や言い換え表現に気を配ってみると、お互いに気持ちよく過ごすことができるかもしれません。

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