【社労士試験】選択式問題について

【社労士試験】選択式問題について

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社労士試験の選択式問題については、いろいろと賛否両論がありますよね。

5点中3点をとらなくてはダメで、1科目でも2点があると、総合点がどんなに高くても補正が入らない限り不合格になってしまいます。

何年も受けて知識の積み上げがあっても基準点割れで不合格になる方がいる一方で、初年度に択一の点数はギリギリ、選択式も運が手伝って基準点割れを回避して合格するというような方もいます。択一でどんなに高得点を取っても、選択式でたった1科目でも基準点割れがあると不合格になるというのは、理不尽さを感じざるを得ません。

そして、10点中6点ではなく、この「5点中3点」というラインが本当に絶妙なのです。

もしこれが10点満点中の6点であれば、たとえ序盤で1〜2問分からない問題があっても、まだ後半で挽回できるという精神的なゆとりを持ちやすいです。

しかし、たった5点満点の中の3点となると話は激変します。

6割取ればいいだけだから簡単そうに見えて、実際はわずか2点の失点しか許されない極限状態です。5問中たった2問答えに確信が持てないだけで、その瞬間に「あと1問も落とせない」という強いプレッシャーがかかり、試験中の判断力を一気に狂わせていきます。まさに受験生のメンタルを揺さぶる、恐ろしい設定数値だと感じます。

私自身も過去に、この選択式のプレッシャーに飲まれた経験があります。

ある年の選択式の国年で、確実に2問は正解がわかりましたが、他の3問が全くわかりませんでした。このままでは不合格になるとパニックになり、なぜか確実にわかっていたはずの1問を土壇場で変更してしまい、結果は1点。しかもその年は補正が入り、2点でも合格できる年でした。パニックにならず答えを変えなければ合格できていたという、本当に苦い経験です。

一方で、別の年の選択式の労一では、5問すべて統計名が問われるという強烈な問題が出題されました。パッと見た時に1問しかわからず焦りましたが、ここで一度立ち止まりました。

「落ち着け、これは絶対に補正が入る問題だ。あと1問正解すればいい」

そう考え直し、メジャーな統計名を選んでおけばどれかには当てはまるだろうと、残り4問すべてに同じ統計名を選択。結果、狙い通り2点を獲得し、予想通りの補正によって2点OKで合格を掴むことができました。

現行の試験制度である以上、どれだけ理不尽に思えてもルールを変えることは出来ません。

だからこそ、現場でパニックにならないためのメンタルコントロールと戦略が本当に大切だと身をもって知りました。難問奇問に当たったときは「周囲も苦しいはず」と割り切り、3点狙いか2点死守(補正狙い)かを冷静に見極める。そんな姿勢で挑んだことが、本番を乗り切るための大きな鍵となりました。

本試験では知識だけでなく、場合によってはこうした戦略も問われます。

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