“沈黙が怖くて、つい話し続けてしまう”あなたへ。心理学が教える“会話の間”との付き合い方

“沈黙が怖くて、つい話し続けてしまう”あなたへ。心理学が教える“会話の間”との付き合い方

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コラム

沈黙が続くと、何か話さなきゃと思う

友人と食事をしていて、ふと会話が途切れる。
相手が黙ってスマホを見たり、お茶を飲んだりすると、急に落ち着かなくなることがあります。
「退屈しているのかな」「私といても楽しくないのかな」と考え、慌てて別の話題を探す。
あまり興味のない話まで持ち出し、帰り道で「今日は余計なことまでしゃべったな」と疲れてしまう。
二人でいたはずなのに、会話を続ける責任を一人で引き受けていたのかもしれません。

沈黙は、必ずしも気まずさの証拠ではない

会話には、言葉のやり取りだけでなく、間もあります。
相手が次の言葉を考えていることもあれば、ただ料理を味わっていることもあるでしょう。
それでも沈黙が怖いと、「何も話していない=うまくいっていない」と感じやすくなります。
臨床心理学では、今起きていることだけでなく、それを自分がどんな意味で受け取っているかも大切にします。
過去に「もっと話してよ」と言われた経験が、沈黙への緊張につながる場合もあります。
もちろん、すべての沈黙が心地よいわけではありません。

すぐに話題を足さない時間をつくる

次に会話が途切れたら、急いで埋める前に一口お茶を飲んでみてください。
数秒たっても相手が不機嫌になるとは限りません。
話したいことが浮かんだら話せばいいし、浮かばなければ黙っていても構いません。
気になるなら「ちょっとぼんやりしてた」と、そのまま伝えてもよいでしょう。
大切なのは、相手の反応を全部自分の責任にしないことです。
会話はひとりで支えるものではなく、ふたりでつくるものなのです。

話し続けてしまう理由も、誰かに話せる

どうしても沈黙に耐えられないなら、「黙ると何が起こりそうに感じるのか」を考えてみてもよいでしょう。
嫌われるのが怖いのか。
つまらない人だと思われたくないのか。
相手の機嫌を取らなければいけない気がするのか。
「人といると、間が怖くてしゃべりすぎる」と、誰かに話してみるのも一つです。
ゆっくり聞いてもらう中で、言葉が途切れても関係が途切れるわけではないと、少しずつ感じられることがあります。
無理に話題を用意しなくても一緒にいられる時間は、人との関係を楽にしてくれるかもしれません。

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