月締めで売上を二重計上しないためのシンプルなルール

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ビジネス・マーケティング
月締めで一番怖いのは、売上の入れ忘れより「同じ売上を2回数えること」です。

注文日、決済日、発送日、受取完了日、入金日。販売先によって複数の日付があるため、基準を決めないまま集計すると、同じ取引が別の売上として混ざります。

私が月締めで使うルールは、次の3つです。

1.販売先ごとに計上日を一つだけ決める

まず、各販売先で売上として扱う日付を一つに固定します。

たとえば、店舗は決済日、ECは注文確定日、フリマアプリは取引完了日というように決めます。大切なのは、毎月同じ基準を使うことです。途中で基準を変える場合は、変更日と理由を記録します。

2.確定・仮計上・未入金を分ける

売上を一つの合計欄だけで管理すると、キャンセルや返金、入金待ちが混ざります。

私は「確定売上」「仮計上」「入金待ち」「返金・取消」のように状態を分けます。月の合計に含めるのは確定売上だけ。仮計上と入金待ちは別枠に置き、翌月に持ち越すかを確認します。

3.総売上と手取りを混ぜない

販売価格から手数料、送料、クーポン負担などが引かれると、入金額は売上額と一致しません。ここを同じ列で扱うと、月ごとの比較が崩れます。

販売価格の合計を「総売上」、手数料や送料を引いた金額を「手取り」として分けます。どちらを見る数字なのかを明記しておけば、経営判断と資金繰りを切り分けられます。

月締めは、数字を集める作業より「どの取引を、いつ、どの状態で数えるか」をそろえる作業です。

複数の販売先をまとめて、二重計上しにくい売上管理表や月締めの仕組みづくりも対応しています。

※この記事は一般的な業務管理の考え方です。会計・税務上の判断は、税理士などの専門家へご確認ください。
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