彼からの返信が遅い。
たったそれだけなのに、
「冷めたのかな」
「嫌われた?」
「何か怒らせた?」
と、頭の中が彼のことでいっぱいになる。
返信が来たらホッとする。
でも、また返信が遅くなると不安になる。
そしてまた、彼の言葉や態度を確認したくなる。
もしあなたがこんな恋愛を繰り返しているなら、
「私って恋愛依存なのかな?」
と思ったことがあるかもしれません。
でも、依存的な恋愛は、単純に「恋愛が重い」ということではありません。
心理学的には、
「相手との距離が不安定になったときに、自分の安心感を相手の反応で埋めようとしやすい」
と考えると分かりやすいかもしれません。
こんな恋愛になっていませんか?
1.相手の返信速度で愛情を判断する
返信が遅い。
↓
「冷めた?」
返信が早い。
↓
「私のこと好きなんだ」
このように、相手の行動が自分の安心・不安に直結しやすくなります。
2.一人の時間が「寂しい」より「不安」になる
「会いたい」というより、
「離れている間に何か変わってしまいそう」
という感覚が強くなる。
一人でいることそのものより、
「離れている間に愛情がなくなったらどうしよう」
という不安が大きくなってしまいます。
3.相手の機嫌を過剰に気にする
LINEの一言。
表情。
声のトーン。
いつもと少し違うだけで、
「怒ってる?」
「嫌われた?」
と相手の気持ちを読み取ろうとしてしまいます。
4.自分より相手を優先しすぎる
本当は嫌なのに合わせる。
会いたくないのに会う。
無理なのに「大丈夫」と言う。
「彼が喜ぶなら」と、自分の気持ちを後回しにする。
その積み重ねで、少しずつ自分の心が疲れていきます。
5.「必要とされること」が愛情になりやすい
「私がいないと彼はダメ」
「私が支えてあげなきゃ」
そんな関係になると、離れることが難しくなることがあります。
でも、
「必要とされること」と「愛されること」は同じではありません。
6.相手の問題まで自分の責任だと思う
彼が不機嫌。
↓
「私が何かしたのかな?」
彼が仕事で余裕がない。
↓
「私が支えなきゃ」
彼が落ち込んでいる。
↓
「私が何とかしてあげなきゃ」
相手の感情まで、自分の責任のように背負ってしまいます。
でも、
相手の感情は相手のもの。
あなたがすべて背負う必要はありません。
7.関係が安定すると、逆に不安になることがある
ずっと追いかける恋愛に慣れていると、
穏やかな関係になったときに、
「なんか物足りない」
と感じる場合もあります。
不安にさせられない。
追いかけなくていい。
そんな穏やかさを、
「愛されていないのかな?」
と勘違いしてしまうこともあります。
8.別れたほうがいいと思っても離れられない
「この関係は苦しい」
と分かっている。
それでも離れられない。
なぜなら、
「いなくなることの怖さ」>「一緒にいる苦しさ」
になってしまうことがあるからです。
9.恋愛以外の世界が狭くなっていく
友達。
仕事。
趣味。
自分の時間。
いつの間にか、すべてが後回しになる。
気づいたら、自分の人生の中心が「彼」になっている。
10.「愛されているか」を何度も確認したくなる
「好き?」
「私のこと大事?」
「別れないよね?」
「ずっと一緒にいてくれる?」
確認すると、その瞬間は安心できます。
でも、その安心が長続きしない。
また不安になる。
そして、また確認したくなる。
「一緒にいれば安心」のはずが、同棲して苦しくなることも
依存的な恋愛をしていると、
「離れているから不安なんだ」
「一緒に暮らせば安心できる」
と思うことがあります。
ところが、同棲を始めたら、
なぜか前より苦しくなる。
そんなこともあります。
同じ家にいるのに会話が少ない。
彼がスマホばかり見ている。
帰宅しても嬉しそうじゃない。
休日も別々に過ごしている。
そんな小さな出来事から、
「一緒に住んでいるのに、心は離れているのかな?」
と不安になる。
そして、
不安になる
↓
相手の反応を確認する
↓
一時的に安心する
↓
また気になる
というループに入ってしまうことがあります。
さらに、自分の友達、趣味、仕事、自分だけの時間が少なくなると、
「彼との関係=私の生活そのもの」
になってしまうこともあります。
だから、
「一緒にいるのに、なぜこんなに寂しいんだろう?」
と感じるのです。
ただし、
同棲して苦しい=依存体質だから
と決めつける必要はありません。
生活リズムの違い。
コミュニケーション不足。
愛情表現の違い。
一人の時間の不足。
さまざまな要因があります。
大切なのは、
「私は何が不安なんだろう?」
と、自分の心を見てあげることです。
依存の根っこにあるもの
依存的な恋愛の根っこには、
「相手がいないと生きられない」
というより、
「相手から愛されていると確認できないと、自分の安心感を保ちにくい」
という状態が隠れていることがあります。
だから、
「もっと自立しなきゃ」
「一人でも平気にならなきゃ」
だけでは、苦しさがなくならないことがあります。
必要なのは、
自分の中に安心できる感覚を少しずつ育てていくこと。
・自分の感情を感じる
・相手の感情と自分の感情を分ける
・自分の希望を言葉にする
・相手の反応が期待通りでなくても自分を見失わない
・恋愛以外にも安心できる場所を持つ
こうした積み重ねが、自分の心を支えてくれます。
依存体質から「共存体質」へ
そして、ここからが本当に大切なところです。
恋愛のゴールは、
「誰にも頼らない強い人になること」ではありません。
人を必要としていい。
甘えてもいい。
支えてもらってもいい。
誰かと一緒に生きてもいい。
ただし、
「あなたがいないと私はダメ」
ではなく、
「あなたがいてくれると嬉しい。でも、私は私としても生きていける」
という関係に変わっていく。
これが、私は「依存から共存へ」という変化だと思っています。
依存は、
「私を安心させて」
という関係になりやすい。
共存は、
「お互いに安心できる関係を一緒につくっていこう」
という関係になっていく。
相手を自分の心の穴を埋める存在にするのではなく、
自分も相手も、一人の人間として尊重する。
その中で支え合う。
そんな恋愛です。
依存を抜けていくと、「心の平穏」が少しずつ増えていく
以前なら、
返信が遅いだけで一日中落ち込んでいた。
相手の機嫌が悪いと、
「私のせいかな」
と自分を責めていた。
嫌なことがあっても、
「嫌われたくない」
から我慢していた。
でも少しずつ、
「返信が遅くても、私の価値が下がるわけじゃない」
「彼が不機嫌でも、私の責任とは限らない」
「私は本当はどうしたい?」
と考えられるようになる。
すると、恋愛そのものが少しずつ変わっていきます。
以前ほど相手の反応に振り回されなくなる。
一人の時間も楽しめる。
自分の予定も大切にできる。
「好きだから一緒にいる」
という選択ができるようになる。
そして何より、
心が静かになる。
これが、依存的な恋愛から抜けていく過程で感じられる大きな変化の一つです。
自分が変わると、気になる相手像も変わってくる
自分の心の状態が変わると、
**「誰を選ぶか」**
**「何を受け入れるか」**
**「何を大切にするか」**
が変わっていきます。
以前なら、
「追いかけてくれる人じゃないと愛されている気がしない」
と思っていたのが、
「安心して話せる人がいい」
に変わるかもしれない。
以前なら、
「私を必要としてくれる人」
を選んでいたのが、
「お互いを尊重できる人」
を選ぶようになるかもしれない。
以前なら、
「嫌だけど我慢する」
だったことを、
「私はこれは嫌だよ」
と言えるようになるかもしれない。
つまり、
自分自身の精神的な成長によって、恋愛や人間関係における「ご縁の選び方」そのものが変わっていく。
以前の自分には必要だった経験を終えて、
新しい自分に合った人間関係やご縁を選べるようになっていく。
そうすると、
「なぜか以前とは違うタイプの人と出会うようになった」
「以前なら選ばなかった人を、素敵だと思えるようになった」
という変化が起こることもあります。
愛されるために、自分を失わなくていい
「嫌われたくない」
「捨てられたくない」
「一人になりたくない」
そんな気持ちがあっても大丈夫です。
それは、あなたが弱いからではありません。
ただ、これからは少しずつ、
「相手に愛されること」だけではなく、
「私は私を大切にできているか」
にも目を向けてみてください。
恋愛の中で自分を失わなくなると、
「この人じゃなきゃダメ」
から、
「この人と一緒にいたい」
へ変わっていく。
「寂しいから一緒にいる」
から、
「一緒にいると、お互いの人生がより豊かになる」
へ変わっていく。
それが、
依存から共存へ。
そしてその先には、
誰かに心を埋めてもらうのではなく、
自分の中にも安心できる場所があるという、
静かな心の平穏が待っているのかもしれません。
もし今、
「好きなのに苦しい」
「同棲しているのに寂しい」
「彼の反応で気持ちが毎日変わる」
「離れたほうがいいと思うのに離れられない」
そんな恋愛をしているなら、
まずは自分を責めるのではなく、
「私は本当は、どんな愛され方をしたいんだろう?」
と、自分に問いかけてみてください。
そこから、恋愛の形が変わり始めることがあります。
誰にも言えなかった気持ちも大丈夫です。
「こんなことで相談していいのかな」と思うことほど、安心して話せる場所で、ゆっくり整理してみてください。
p.s
キャッチ―にするため「20代」と書いてますが、20代ではなくてももちろん大丈夫です♡♡♡あとは、婚外相談もお受けしております(*^-^*)