恋する心の観察ノート 第4話

恋する心の観察ノート 第4話

記事
コラム
好きな人の好きなものを、つい覚えてしまう

好きな人が何気なく言ったことって、
なぜかちゃんと覚えていることがあります。

「この飲み物、好きなんだよね」

「この曲、よく聴く」

「あの色、けっこう好き」

たぶん本人は、
深い意味もなく言っただけ。

何気ない会話の中の、
ほんの小さな一言。

それなのに、
好きな人のことになると、
心が勝手にメモをしてしまう。

覚えようとしたわけじゃないのに、
ちゃんと覚えている。

むしろ、忘れられない。

コンビニでその飲み物を見つけた時。

お店でその色の服を見かけた時。

どこかから、その人が好きだと言っていた曲が流れてきた時。

「あ、これ好きって言ってた」

そう思っただけで、
少しだけ心があたたかくなる。

本人がそこにいるわけじゃないのに。

連絡をしているわけでもないのに。

ただ、その人の好きなものに触れただけで、
少し近くに感じてしまう。

恋をしている時って、
好きな人の好きなものまで、
少し特別に見えてくるんですよね。

前は何とも思わなかった曲なのに、
その人が好きだと知っただけで、
急に耳に残るようになったり。

選ばなかった飲み物なのに、
つい目で追ってしまったり。

好きでもなかった色なのに、
なんだか可愛く見えてきたり。

不思議です。

その人を好きになると、
その人の世界まで、
少しずつ好きになっていく気がします。

誰にも言わないけれど、
心の中ではちゃんと覚えている。

次に会った時、
何かのきっかけで話せるかな。

「あれ、好きって言ってたよね」
なんて、自然に言えたらいいな。

そんな小さな楽しみまで、
こっそり増えていきます。

でも、いざ言おうとすると、
少し恥ずかしくなるんです。

覚えていたことが、
好きって気持ちまで伝えてしまいそうで。

だから、
心の中だけでそっと思う。

「あ、これ好きだったよね」

その小さな記憶を、
自分だけの宝物みたいに持っている。

恋って、
こういうところが可愛いなと思います。

大きな出来事がなくても、
好きな人の好きなものを見つけるだけで、
一日が少しやさしくなる。

今日もまた、
好きな人が好きだと言っていたものを見つけて、
少しだけ嬉しくなりました。

覚えるつもりなんてなかったのに、
ちゃんと覚えていた自分が、
少し可愛いと思えた日でした。

心葉(ここは)♡

  *

これからもココナラブログで、
恋する心の小さな動きを、少しずつ綴っていきます。

また観察ノートを読みに来てくださいね。

恋の気持ちを誰かに話したくなった時は、
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