時間の余裕が私に与えたもの

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コラム
6時に起きて、8時までに出勤して、16時が本来の退勤時間であるところを18時に退勤し、家に帰ってからも何かしら仕事をする。
それが幼稚園に勤めていた私の生活でした。

転職してすぐは、正直投げやりな気持ちもあったため、パートから始めました。14時に出勤して、19時ぴったりに退勤することができました。新人に任される仕事はほとんどなく、持ち帰り仕事も全くありませんでした。

朝起きて、午前中、なにをしよう?と考えるようになりました。
毎日布団から出るのが苦痛だったのに、朝起きると、ワクワクしている自分がいるのに気が付きました。

暫くしていなかった楽器に触ったり、なんとなく興味をもった英語の勉強を始めたりしました。
朝日を浴びながら、誰も歩いていない散歩道を歩いて、なんともいえない幸福感に包まれたのを覚えています。

新しく始まった仕事では、「何がわかっていないのか」が、まずわかるようになりました。
「わかっていないこと」を、とにかく自分なりに調べていきました。
家でもしていたので、それが持ち帰り仕事だと言われれば、そうなのかもしれません。
ただ今までと違ったのは、誰かに「やりなさい」と指示されたり、「やらなければならない」と切迫した義務感使命感でしたりはしなかったということです。

自分が「知りたい」と思ったことを、自分のやり方で、自分が納得するまで調べることができる。学ぶことができる。
それがこんなにも幸せなことであると、その時初めて知ったように思います。



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