なぜ、トレードでルールを守れないのか?

なぜ、トレードでルールを守れないのか?

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マネー・副業
FXでは、「ルールを守ることが大切」とよく言われますが、
それは間違っていないと思います。

しかし、実際にトレードしていると、ルールでは見送りなのに入ってしまったり、もう少し待つべきだったのに、早くエントリーしてしまうことがあります。

そして負けた後に、「またルールを守れなかった」と反省する。

では、なぜルールを守れないのでしょうか?


意志が弱いとは限らない


ルールを破ってしまうと、「自分はメンタルが弱い」と考えてしまいがちです。

もちろん、感情が影響していることもあります。

しかし私は、それだけではないと思っています。

例えば、「トレンドが出ていたら押し目買いする」というルールがあったとします。

・一見すると明確ですが、どの状態を「トレンド」と判断するのか?
・どこからを「押し目」と考えるのか?
・どんな場合は見送るのか?

ここが決まっていなければ、実際のチャートでは判断に迷います。

つまり、ルールを守れないのではなく、「そもそも、守れる形までルールが設計されていない」ということもあり得ます。



裁量が多すぎると、同じ手法でも別のトレードになる


環境認識、ライン、ローソク足、インジケーター……。

判断材料が増えるほど分析は高度になります。

一方で、判断の自由度も高くなります。

昨日は、「上位足が微妙だから見送ろう」と判断したのに、今日は同じような場面で、「短期足が強いから入ってみよう」と判断する。

本人としては同じ手法を使っているつもりでも、判断基準が毎回変わっている状態です。

これでは、その手法に本当に優位性があるのか検証することも難しくなります。



「入る条件」より「見送る条件」が曖昧なこともある


もう一つ、私が重要だと思っているのが、「どんなときにトレードしないか」です。

多くの手法にはエントリー条件があります。

しかし、「条件は揃っているけれど、この場合はやらない」という見送り条件は意外と曖昧だったりします。

すると、微妙な場面に遭遇するたびに裁量判断が必要になります。

その結果、

・調子が良い日は見送れる。
・負けが続いている日は入ってしまう。

ということも起こります。

これを単純に「メンタルの問題」で片付けてしまうと、本当の原因を見落としてしまうかもしれません。



「ルールを守る」より先に考えたいこと


もし同じルール違反を何度も繰り返しているなら、「次こそ絶対に守ろう」と決意する前に、「なぜ、その場面では判断がブレるのか?」を考えてみるとよいと思います。

例えば、

・条件が曖昧ではないか
・判断項目が多すぎないか
・見送り条件が決まっているか
・自分の生活時間で無理なく実行できるか
・得意ではない相場までトレードしていないか

などです。

ルールを守る努力だけではなく、「自分が繰り返し実行できるようにルールを設計する」という視点です。

私は、これがトレードの再現性を高める上で重要だと考えています。

もし「ルールは持っているのに、なぜか毎回判断が変わる」という場合は、ルールを増やす前に、一度自分がどんな場面でルールから外れているのかを振り返ってみると、意外な原因が見つかるかもしれません。

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