手法を変える前に確認してほしい3つのこと

手法を変える前に確認してほしい3つのこと

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マネー・副業
FXで成績が安定しないと、「この手法は自分に合っていないかもしれない」
と思うことがあります。

そして新しい手法を探し始めるのは、珍しいことではありません。

実際、手法そのものに問題がある場合もあります。

しかし私は、手法を変える前に一度、「本当に手法そのものが原因なのか?」を確認した方がよいと思っています。

なぜなら、手法を変えても、同じ問題を繰り返してしまうことがあるからです。

今回は、新しい手法を探す前に確認してほしいことを3つに整理してみます。

その手法を、毎回ほぼ同じ基準で使えているか


まず確認したいのは、「同じ手法を使っているつもりでも、判断基準が毎回変わっていないか」ということです。

例えば、「上位足のトレンド方向に押し目買いする」という手法があったとします。

一見するとシンプルです。

しかし実際には、

・どの時間足でトレンドを判断するのか
・どこからを押し目と考えるのか
・どの程度戻ったらエントリーするのか
・ローソク足の形を見るのか
・重要な水平線との位置関係はどうするのか
・どんな場合は見送るのか

など、細かい判断が必要になります。

ここが曖昧だと、昨日は「4時間足が上だから買い」、今日は「1時間足が弱いから見送り」、別の日には「水平線があるから入る」というように、毎回違う理由で判断してしまいます。

本人としては同じ手法を使っているつもりでも、実際にはかなり違うトレードになっています。

この状態で成績が安定しないから、「この手法は使えない」と判断するのは少し早いかもしれません。

まずは、「環境認識、エントリー条件、見送り条件の優先順位が決まっているか」を確認してみる必要があります。

その手法は、自分の生活に合っているか


次に確認したいのが、手法と生活時間の相性です。

例えば、日中ずっとチャートを確認できる人と、仕事が終わった後の22時から24時しか見られない人では、向いているトレードの形は当然変わります。

それなのに、「良い手法だから」という理由だけで、自分の生活に合わない手法を使ってしまうことがあります。

例えば、

・長時間チャート監視が必要
・チャンスが来る時間が不規則
・仕事中にも確認が必要
・頻繁な判断が求められる
・自分が寝ている時間にチャンスが多い

こうした手法を無理に使えば、ルールを守りにくくなります。

すると、「自分はメンタルが弱い」とか、「またルールを破った」と思ってしまうかもしれません。

しかし、問題は意志ではなく、そもそも無理なく続けにくい設計になっていることかもしれません。

FXでは、理論上優れている手法と、自分が実際に繰り返せる手法は必ずしも同じではありません。

生活時間、性格、トレードに使える時間、得意な時間足なども含めて考える必要があります。

十分な回数を見ずに判断していないか


3つ目は、少ない回数だけで手法を評価していないかということです。

例えば、3回連続で負けたり、5回やって成績が悪いという結果を見ると、「この手法はダメなのではないか」と思いたくなります。

しかし、短期的な結果だけでは判断できないこともあります。

特に重要なのは、単純な勝ち負けだけでなく、「ルール通りにトレードできていたか」を見ることです。

例えば10回トレードして負け越していたとしても、

そのうち半分が、

・本来は見送る場面だった
・環境認識がルールと違っていた
・損切り位置を途中で変えた
・焦って早く入った

という内容なら、その結果だけを見て手法を評価するのは難しくなります。

逆に、ルール通りに一定回数トレードして、それでも期待している動きがほとんど出ないのであれば、そこで初めて手法そのものを見直す材料になります。

つまり、「手法が悪い」のか「手法通りに運用できていない」のかを分けて考えることが大切です。

手法を変えると、一度問題が消えたように感じる


新しい手法を学ぶと、最初は調子が良く感じることがあります。

・ルールが新鮮なので、丁寧に守る。
・チャートを見るポイントも絞られる。
・「今度こそ」と集中してトレードする。

その結果、一時的に安定することもあります。

しかし時間が経つと、判断項目を追加したり、例外を作ったり、別の分析方法を混ぜたりして、再び判断が複雑になる。

そしてまた、「この手法もダメだった」と新しいものを探す。

もしこの流れを何度も繰り返しているなら、本当の問題は手法ではない可能性があります。

「手法探し」を止める必要はない


もちろん、「今の手法を絶対に使い続けるべき」という話ではありません。

自分に合わないものを無理に続ける必要もありません。

大切なのは、変える理由をはっきりさせることです。

例えば、「ルール通り50回試したが、この条件では期待した結果が出なかった」なら、手法を変える理由として分かりやすいです。

一方、最近3回負けたとか、なんとなく使いづらかったり、別の手法の方が良さそうに見えたという理由だけなら、一度整理してみる価値があります。

手法を変える前に、一度この3つを確認する


まとめると、私が確認してほしいのは、

1.毎回ほぼ同じ基準で使えているか
2.自分の生活やトレード環境に合っているか
3.十分な回数を、ルール通りに検証しているか

この3つです。

このどこかに問題がある場合、

必要なのは新しい手法ではなく、「今の手法を自分が再現できる形に整理し直すこと」かもしれません。

FXでは、優れた手法を知っていること以上に、「自分が同じ基準で繰り返し実行できること」が重要だと私は考えています。

現在、私はトレード添削と個別コンサルを通して、環境認識や判断基準の整理を行っています。

すでに手法を持っている方は、その手法を活かしながら改善点を整理することができます。

まだ自分の手法が固まっていない方の場合は、シンプルな基本形をベースに、生活時間や経験などを考えながら、続けやすい形へ調整していくことも可能です。

「新しい手法を探すべきなのか、それとも今の手法を改善すべきなのか分からない」

という方は、まず現在のトレードを整理するところから始めてみるとよいかもしれません。

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