きれいな言葉に依存せず、自分の足で立て
「高次元の存在から、あなたへの愛のメッセージが届きました」
「チャネリングで、光の存在からの導きをお伝えします」
占いやスピリチュアルの世界で溢れる、この「チャネリング」や「高次元メッセージ」という言葉。これらを耳にしたとき、あなたはそこに「絶対的な正解」や「救い」を感じていませんか?
しかし、そのきれいな言葉の「正体」を、あなたは冷静に見つめたことがあるでしょうか。
多くの自称・チャネラーたちが伝えるメッセージが、なぜあなたの現実を1ミリも変えず、ただの精神安定剤(依存先)にしかならないのか。
今回は、現代シャーマンの視点から、チャネリングという行為の構造的なリスクと、
きれいなメッセージに隠された「痛み」について、忖度なくお話しします。
1. あなたは「誰」と繋がっているのか?
チャネリングにおいて、最も重要でありながら、多くの人が見落としている問いがあります。
それは、「自分が一体誰と繋がっているのか?」ということです。
見えない領域には、光の存在だけでなく、人々の負の感情に引き寄せられる不調和な意識や、人間のエゴに付け込む低いエネルギー体も無数に存在します。
自称・チャネラーの多くは、繋がっている存在の性質を正しく認識できていません。
- 相手の低い波動に同調して、その存在からの言葉を神託だと勘違いする
- 「自分の願望や都合の良い妄想」を、高次元からのメッセージだと思い込む
これらはチャネリングではなく、単なる「独り言」か、低いエネルギーによる「支配」の初期段階です。その言葉に縋ることは、あなたの現実をさらに混乱させるだけです。
2. 高次元存在は「人間の感情」を理解しない
もう一つ、決定的な勘違いがあります。それは、「高次元の存在は、人間に優しい高等な存在である」という思い込みです。
高次元の存在とは、単に「人間と住む次元(エネルギーの階層)が違うだけ」の存在です。
彼らには肉体もなければ、人間のような複雑な感情(愛憎、不安、嫉妬など)もありません。したがって、「人間の感情を理解することはできない」のです。
きれいな言葉で「あなたを愛しています」「すべてはうまくいきます」と語りかけるメッセージは、高次元の性質とは根本的に矛盾しています。
高次元のエネルギーは、言葉ではなく、もっと抽象的で強烈な「概念」や「波動」として届きます。それを人間側のチャネラーが、自分の知識や願望のフィルターを通して「言葉」に変換しているに過ぎません。
3. 人間のことは「人間」にしかわからない
人間の抱える悩み、痛み、喜び、そして現実を生き抜くための葛藤。これらを本当に理解できるのは、「肉体を持って今を生きている人間」だけです。
いくら高次元からのメッセージだと称しても、それがあなたの心に深く響き、行動を変えるきっかけになりますか?
- 「愛されています」という言葉で安心し、現実の不誠実なパートナーに執着し続ける。
- 「光に向かっています」という言葉で、今の努力不足を正当化する。
これでは、メッセージはあなたの現実を変えるための道具ではなく、ただの依存先(現実逃避の場所)です。
真の霊性とは、見えない存在からの甘い言葉に狋ることではありません。
メッセージ(もし本物であれば)を冷静に分析し、それを現実世界での「自分の行動」にどう落とし込むか、自分の頭で考え、自分の足で一歩を踏み出すことです。
おわりに:自分の頭で考え、自分の足で立て
きれいなだけのチャネリングメッセージに、あなたの人生の決定権を委ねるのはもう終わりにしましょう。
繋がっている相手の正体もわからず、自分の願望をメッセージだと勘違いしているチャネラーの言葉に、価値はありません。
あなたの人生を攻略できるのは、神様でも光の存在でもなく、あなた自身の意思と行動だけです。
現実を攻略せよ!
現代シャーマン 華印レン