呪いの正体 エピソード5 ~死神の夜~

呪いの正体 エピソード5 ~死神の夜~

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呪いの正体 エピソード4
~神職が放った式神との死闘~からの続き

神社での思いがけない出会い

突然の出来事だった。いつもの帰り道、駅までの道すがら、
それは襲いかかってきた。

想像を絶する強さのサイキック攻撃。
即座に展開した防御シールドは、まるで紙のように脆くも崩れ去っていく

よろめく足で必死に前に進もうとした時、目に飛び込んできたのは一つの神社だった。
「ここなら...!」
最後の望みを託すように境内へと逃げ込む。

そこで私を待っていたのは、ご神木ではない、
ただの大きな木だった。しかし、この木は違った。
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予想もしない強大なエネルギーが流れ込んでくる。その力で、どうにか攻撃を跳ね返すことができた。

木に深々と頭を下げ、感謝を捧げる。
この時はまだ知らなかった。

これが長い戦いの始まりに過ぎないことを。

続く戦い

翌日から、まるで追跡者のように、同じ攻撃が繰り返された。
一撃を防ぐと次が来る。それを跳ね返すと、また新たな波が押し寄せる。

この戦いは毎回4時間。まるで永遠とも思える消耗戦が、
足かけ1週間も続いた。

疲労は日に日に蓄積されていく。それでも、何とか持ちこたえていた。

しかし、ついに運命の夜が訪れた。

絶体絶命

会社に一人残っていた夜。いつもとは明らかに質の違う、凶悪な攻撃を受けた。
「こ、これは...ヤバい!」
初めて感じた、本物の恐怖。
防御が全く効かない。

残された選択肢は反撃しかない。

幼き日々、
兜甲児師匠から学んだ必殺技を繰り出す。
「ロケットパンチ!」
「ドリルミサイル!」
「光子力ビーム!」
「ルスト...ハ...リ...」
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必死の抵抗も空しく、エネルギーは尽き果てていく。

胸が締め付けられるような苦しさと共に、机に突っ伏す。
開いているはずの目の前が、真っ暗に染まっていく。
意識が遠のいていく中で、
不思議なほど冷静な思考が頭をよぎる。
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(ああ、剣鉄也師匠の技をもっと真面目に習得しておけば...)

そして、最後の悟りが訪れる。
(これが、霊能者たちの突然死の正体なのか...)

意識が完全に闇に飲み込まれる直前、私は確信していた。
これが、私の最期なのだと——。

(最終回 エピソード6に続く)
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